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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

感動と驚愕の運動会〜果たされた約束

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リレーを走らない長男 - ぞうブロ~ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

いよいよ運動会本番。年長の長男にとっては最後の、最年少の次男にとっては最初の大舞台。

二日前まで二人とも風邪で発熱。嫁さんにもうつり、そもそも参加できるのか危ぶまれたが、前日夜になんとか全員回復。

そして迎えた決戦の日、晴れ。  

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久々に全学年同時開催のため、グラウンドは人がたくさん。

そんな中で、二人の息子達は、どんな姿を見せてくれるだろうか。

特に長男は、リレーで抜かれても負けてもいいから止まらず最後まで走ろうという約束を、守ってくれるだろうか。50%の不安と50%の諦めを、無事本番を迎えられた感謝で上書きする。

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リレーを走らない長男

もうすぐ運動会。年長の長男にとっては、最後の舞台。

ちょっと発達障害が入ってるらしい長男は、これまでも色々やらかしてくれた。

一昨年の運動会ではギャン泣きの末、1人アサッテの方向に爆走。

昨年は障害物競走が理解できず先生とお散歩。ダンスでは1人だけ先生にだっこ。

そんなの全然いい。可愛いし、それも彼の個性。

そう笑ってられるのも今年で終わり。年長ではリレーがあるからだ。

みんなでバトンを繋いで走り、競う。

1人の英雄がチームを勝利に導く一方で、1人の足でまといがチームを崩壊させる。

チームワークの大切さ、そして連帯責任が、凝縮されたイベントだ。

 

本番が迫った先日、幼稚園の先生から連絡があったと嫁さんに聞いた。

長男がバトンを貰っても走らないというのだ。

バトンを貰うと、その場で止まってしまい、全員に抜かされるのを待ってから、トコトコ走り出すらしい。
やる気がないのではない。走ってる時に抜かされるのが嫌だとか。

さあ、どうしたものか。

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中退した大学の恩師の前で講演した。

大学院を中退してから早20年弱。当時の恩師や先輩達の前で、講演をする羽目になった。

当時助手だった先生は今や名古屋の某大学の教授になり、若くしてケミストリー界の世界的権威。その先生の研究室主催の、定期的な同窓会。例年数名が講演をするらしい。

私はずっと欠席していた。同窓会という名の、アカデミックなケミストリー交流会。ドロップアウトした私にはあまりにも場違いだったからだ。

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プールで尊いおっさんに合掌しました

先日、プールに行った。ウォータースライダーとかがある、大きなプール。

たまには子供達をこういうところに連れて行ってあげようよ。そう意気込む嫁さん。僕は気乗りはしなかった。混雑と疲労が目に見えているからだ。家にも子供用プールはあるし。

でも子供のときプールがとても楽しみだったことを思い出し、よしと重い腰を上げた。

 

嫁さんや子供はラッシュガードなるものを揃えていた。日焼け防止のためらしい。へー今はそんなん着るんやね。僕は感心しながら、10年以上前の海パンを箪笥から引っ張り出した。幸いまだ着られる。ラッシュガードなし、海パン一丁のオールドスタイルで、いざ出陣。43歳となり、だらしない身体を晒す羞恥心は、もはや消え失せていた。

 

当日。開門9時を狙うも、すでに現地は長蛇の列。どうやら40分待ち。雲一つない快晴。33℃の日差しが容赦なく突き刺さる。

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速攻ぐずり出す子供達を置き、「並んでくるね!宜しくねっ」とウキウキで去る嫁さん。

灼熱の子守を終え、入場したときには、すでに汗だく。ああ早くプールに入りたい。

そしてついに大混雑のプールに入水。こりゃ気持ちいいや。

 

行列と暑さから解放されたのも束の間。でかいウォータースライダーに乗りたい!と子供が言い出した。またしても30分の行列を耐える。ウォータースライダーは僕も子供も初体験。なんだかんだで楽しみ。

そんな思いは開始早々吹き飛んだ。僕のヘビーな重量分、加速が凄まじい。まるで人間魚雷。恐怖で叫ぶ父と息子。体感速度120km/hでプールに放り出され、阿鼻叫喚の地獄は終わった。

大きな滑り台嫌やった!もう乗らない!そう涙する息子を慰めながら、再び子供用プールに移動。

 

それにしても、見渡す限り人、人、人。ラッシュガードを着た家族連ればかり。ビキニ姿のマブイチャンネーなんて、どこにもいない。たまに上半身裸の人もいるけど、例外なく、僕と同じくたびれたおっさんばかり。

まあそうだよね。せめて目の保養と思った僕が馬鹿だった。そして流れるプールへ。

そこで僕は衝撃の光景を目の当たりにした。

 

僕と同じ、海パン一丁スタイルのくたびれたおっさんが、ドザエモンみたいに仰向けに浮いていたのだ。無表情に虚空を見上げるその目には、おそらく混雑も他人の視線も入っていないだろう。周りの人達も彼を気にするそぶりはない。まるで本当に死んでいるようだった。

 

僕は思わず声を上げ、通報しそうになった。しかし気づいた。ああ、僕もこのおっさんと同じだ。仕事で摩耗疲弊し、せっかくの休日も家族にねだられ灼熱のプールへ。疲労困憊のあまり、もはや人の目を気にする余裕も泳ぐ気力も失い、こうしてただぷかぷかと流されている。

 

なんと尊い姿なのだろう。僕は心の中で彼に合掌したのでした。正直言うと邪魔でした。

 

久々の大型プール、とても楽しかったです。でも上半身がヒリヒリ真っ赤っか。あまりの痛さで夜も眠れません。

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ラッシュガード大事ですね。現場からは以上です。

 

生存報告〜MajiでブログYameる5ヶ月前

皆様ご無沙汰しております。

気づけばもう、5ヶ月もブログを放置してました。ごめんなさい。って謝ることでもないですかね。とりあえず私は、なんとか元気で生きております。

 

この5ヶ月、仕事と子守しかしてませんが、それでも色々なことがありました。

祖母が101歳の大往生で天国へ旅立ち、昇進試験を受け、中退した大学研究室の恩師や先輩の前で講演をする羽目になり、ストリートピアノ旅に出かけ、小説は遅々として進まず。

 

しかし最も衝撃的だったのは、やはり広末涼子さんの不倫でしょう。

あの恋文を見た時、僕の心に眠っていた、17歳のピュアな気持ちが蘇りました。

 

携帯もメールもなかったあの頃。家の電話は親に盗み聴きされるし、公衆電話はそんなにない。

会えない僕たちが想いを伝えられる手段は、手紙だけでした。

下駄箱を開けると、折り畳まれたルーズリーフ。そこには当時付き合っていた、一つ上の先輩からの手紙。

 

文字には人となりが表れます。

変な話、当時も今も、女性の下着なんかより、僕は女性の書く文字になんだか興奮してしまいます。いや下着も興奮します。

 

そして当時、僕は、同い年の広末涼子さんの大ファンでした。

120分のカセットテープに、「MajiでKoiする5秒前」と「大スキ!」の2曲だけを延々ダビングし、勉強の合間に聴いて、自らを鼓舞していました。

その効果は抜群で、広末涼子さんは早稲田大学に現役合格し、僕は浪人しました。

浪人時代は、その2曲に、「風のプリズム」が加わりました。

名曲達の力を借りてようやく大学生になれましたが、広末さんは遥か遠くの世界に行ってしまってました。だけど彼女は元から異世界の存在でした。かけがいのない想い出をありがとう。

そして僕は何食わぬ顔で長谷川京子さんを推し始め、広末涼子さんとの日々は、黒歴史として心の奥底に封印しました。彼女を思い出すのはスキャンダラスな報道のときだけになりました。

 

やってしまったことは、よくないことかもしれません。悲しむ家族がいるのだから。

でももし、広末涼子さんに、あんな熱情たっぷりの手紙を貰えたら。

心の底から、羨ましいと思いました。前世で一体どんな徳を積んだのかと、例の不倫相手に嫉妬すらしました。

そして、43歳になっても、17歳の時と全く変わらず、ピュアな愛に生きている彼女の生き様を、羨ましいと思いました。

43歳の所帯ローン持ちのくたびれたおっさんになった今なお、心を激しくかき乱してくる広末涼子さん。

貴方は、本物のアイドルです。

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ごめんなさい、何の話でしたっけ。

そうそう、僕は元気でやってます。

今年12月には、はてなブログプロ契約も解除することになると思います。

でも、このブログは消しません。恥ずかしいけど、消せません。

そろそろ会社に到着しますね。またいつかどこかで。

 

 

2週間でコロナ、風邪、インフルエンザの三冠を達成しました

先日、二度目のコロナで、三度目の一家全滅を食らった記事を書いた。

二度目のコロナ感染、三度目の一家全滅。 - ぞうブロ~ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

しかしこの悲劇には、まさかの続きがあった。

コロナが落ち着いたのもつかの間、インフルエンザで、我が家は四度目の一家全滅を食らってしまったのだ。

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自閉症スペクトラムの長男がおとうさんと呼んでくれた。

5歳の長男は、自閉症スペクトラムらしい。

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https://en-c.jp/column/asd/

一歳半検診で、「ちょっと自閉症スペクトラム入ってるかもしれませんね」と言われても、最近流行りの、「何でも病名つけたがる病」だと思っていた。

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二度目のコロナ感染、三度目の一家全滅。

10年ぶりの大寒波が日本に襲来した日。我が家でも背筋が凍る出来事が起きた。またもコロナに襲われたのだ。

ちょうど一年前。我が家は全員コロナに罹患し、一家全滅した。

https://www.elep-peace.com/entry/covid19_review

悲劇再び。感染判明から現在までの経緯を記録しておきます。

  • 家族構成
  • これまでの経緯
    • 1/20金 プロローグ~長男発熱。
    • 1/21土 長男陰性も、次男発熱。
    • 1/22日 静養。
    • 1/23月 嵐の前の静けさ。
    • 1/24火 異変の兆し。
      • 朝6時 体調悪化
      • 昼頃 MUGONで熱っぽい
      • 夕方 微熱
    • 1/25水 夫婦でフェアリー。
      • 午前3時 オカンとの再会
      • 午前7時 二度目の全滅の記憶。フェアリー爆誕
      • 午前10時 最後の抵抗。関係者への感謝1
      • 昼すぎ 妖精は不動明王に
    • 1/27金 エピローグ。コロナよりも大変なこと。関係者への感謝2。そしてお祓いへ
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君との熱い一夜が忘れられない。

君と僕とは、一緒になってはいけない。

君と僕とは、住む世界が違う。

君の世界には、迂闊に足を踏み入れてはいけない。

 

少し踏み込むくらいならいい。

でも、快楽に溺れ、どっぷりはまってしまうと、もう抜け出せなくなる。

全てがどうでもよくなり、君のことしか考えられなくなる。

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11連休が明けて

冬休み、11連休。振り返るとあっという間。

実家に帰って鬱になり、ひたすら子守をしてたら終わってた。

実家でのダメージは、だいぶ回復した。

正月早々物騒な記事を書き失礼しました。

暗い話ばかりだと、書くのも読むのも大変なので、馬鹿話を書いていければ。

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幼稚園はじめの息子達。キチ妹の件でオカンに言われた言葉。

正月も五日目。

子供達は幼稚園はじめ。

ぐずり倒す長男と、そんな兄をキョトンと見てた次男を、幼稚園に送り込んできた。

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明けましておめでとうございます。実家の近況、バニーガール、2023年の抱負。

明けましておめでとうございます。

昨年は色々お世話になりました。

と言われても、あなたのお世話もしていないしされてもいませんよ。そうせせら笑われるでしょう。僕自身、昨年は子供達と会社のサボり爺のお世話をしていた記憶しかありません。

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はてなブログは卒業しません

先日、はてなブログを卒業すると高らかに宣言しました。

https://www.elep-peace.com/entry/thankyou_hatenablog

理由は、はてなブログのpro更新が迫ったタイミングなのもあるけど、まとまった長さの文章を書くことに挑戦したいためだと。

 

しかし、最初に言わせて下さい。

はてなブログは、やっぱり、やめません。

 

勝手に辞める宣言して、わずか一週間で、勝手に戻ってくる。

まさに、かまってちゃんの極み。中2の家出。迷惑千万メンヘラおじさん。

 

だいたい、はてなブログを止めても、まとまった文章が書けるわけではなかった。

空いた時間が、ロマサガRSのバトルヒストリアに変わっただけだった。

それに、なんだかソワソワするようになってしまった。

少し戯言を書きたいな。まとまった長さにはならないけど、Twitterにはおさまらなさそうな。

ふとそう思っても、それまで当たり前にあったブログは、もうない。

辞めてから、捨てたものの大切さに気づく的な。

別れてから、好きだったことに気づく的な。

 

通勤時間が手持ち無沙汰になった僕は、ふと、子供の頃を思い出した。

中学受験を控えてた僕は、成績が全然伸びてなかった。

受験まであと三ヶ月になっても、判定はD。塾に入ったのが小6と遅かったのもあるかも。

一方で、幼稚園から続けていた柔道クラブにそのまま通っていた。

そして塾の面談で、小憎たらしい塾長から言われた。

「このままだと落ちます。今すぐ柔道を辞めて勉強に集中しなさい」

柔道が特別強かったわけではない。もちろん好きでもない。むしろ嫌いだった。

しかし、その小憎たらしい塾長に言われ、僕の反骨心に、いや何より親父の怒りに火がついた。

 

親父は物凄い形相で、静かに言った。

「二兎を追う者は、二兎とも得るんやぞ」

「天は二物も三物も与えるんや」

柔道を辞める選択肢は、僕にはなかった。

 

翌日、僕は塾長に言った。

柔道は辞めません。

塾長は、苦笑いしながら、

「あっそう、頑張って」と、まるで匙を投げたように言って去っていった。

幸いいい友達にも恵まれ、その友達と二人で苦手だった算数の面積の問題を解きまくり、なんとかギリギリで合格できた。友達も合格した。

合格後、塾長に報告した。

「おめでとう」あっさりとした祝辞が返ってきた。

内心、ざまあ見ろと思った。

 

逆に、中学進学後や、大学受験前は、勉強に集中するためと、その地元の柔道クラブを辞めた。

高校が部活禁止・男女交際禁止だったのもある。

綺麗な言い訳を言って、楽な方に流れた。

そのときは、結局遊んでしまい、もちろん成績は伸びなかった。

部活もクラブもしない代わりに、男女交際にうつつを抜かしていた。

何より、自信がなくなり、気持ちが弱くなってしまった。

 

ある意味、今の僕と同じだ。

ブログも更新できない人間が、どうしてまとまった文章を書けるというのか。

 

ゴールがどこにあるかわからないけど、迷わず書けよ、書けばわかるさ。

継続は力なり。そんなかっこいい言葉を、今は信じたいと思う。

 

というわけで、はてなブログは辞めません。もう少し続けてみます。お騒がせしてごめんなさい。誰も騒いでないですね。

 

はてなブログproの自動更新を外し忘れてしまったことは、ここだけの秘密です。

 

今後とも宜しくお願い致します。

アルゼンチンおめでとう。フランスお疲れ様。感動的な死闘をありがとう。

W杯の決勝、アルゼンチンvsフランス戦を見てました。

決勝に相応しい、ものすごい死闘でした。

今回のワールドカップに限らず、ここ最近観た試合の中でも、日本戦を除けば、間違いなくナンバーワンの感動的な試合だった。

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