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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

はてなブログは卒業しません

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先日、はてなブログを卒業すると高らかに宣言しました。

https://www.elep-peace.com/entry/thankyou_hatenablog

理由は、はてなブログのpro更新が迫ったタイミングなのもあるけど、まとまった長さの文章を書くことに挑戦したいためだと。

 

しかし、最初に言わせて下さい。

はてなブログは、やっぱり、やめません。

 

勝手に辞める宣言して、わずか一週間で、勝手に戻ってくる。

まさに、かまってちゃんの極み。中2の家出。迷惑千万メンヘラおじさん。

 

だいたい、はてなブログを止めても、まとまった文章が書けるわけではなかった。

空いた時間が、ロマサガRSのバトルヒストリアに変わっただけだった。

それに、なんだかソワソワするようになってしまった。

少し戯言を書きたいな。まとまった長さにはならないけど、Twitterにはおさまらなさそうな。

ふとそう思っても、それまで当たり前にあったブログは、もうない。

辞めてから、捨てたものの大切さに気づく的な。

別れてから、好きだったことに気づく的な。

 

通勤時間が手持ち無沙汰になった僕は、ふと、子供の頃を思い出した。

中学受験を控えてた僕は、成績が全然伸びてなかった。

受験まであと三ヶ月になっても、判定はD。塾に入ったのが小6と遅かったのもあるかも。

一方で、幼稚園から続けていた柔道クラブにそのまま通っていた。

そして塾の面談で、小憎たらしい塾長から言われた。

「このままだと落ちます。今すぐ柔道を辞めて勉強に集中しなさい」

柔道が特別強かったわけではない。もちろん好きでもない。むしろ嫌いだった。

しかし、その小憎たらしい塾長に言われ、僕の反骨心に、いや何より親父の怒りに火がついた。

 

親父は物凄い形相で、静かに言った。

「二兎を追う者は、二兎とも得るんやぞ」

「天は二物も三物も与えるんや」

柔道を辞める選択肢は、僕にはなかった。

 

翌日、僕は塾長に言った。

柔道は辞めません。

塾長は、苦笑いしながら、

「あっそう、頑張って」と、まるで匙を投げたように言って去っていった。

幸いいい友達にも恵まれ、その友達と二人で苦手だった算数の面積の問題を解きまくり、なんとかギリギリで合格できた。友達も合格した。

合格後、塾長に報告した。

「おめでとう」あっさりとした祝辞が返ってきた。

内心、ざまあ見ろと思った。

 

逆に、中学進学後や、大学受験前は、勉強に集中するためと、その地元の柔道クラブを辞めた。

高校が部活禁止・男女交際禁止だったのもある。

綺麗な言い訳を言って、楽な方に流れた。

そのときは、結局遊んでしまい、もちろん成績は伸びなかった。

部活もクラブもしない代わりに、男女交際にうつつを抜かしていた。

何より、自信がなくなり、気持ちが弱くなってしまった。

 

ある意味、今の僕と同じだ。

ブログも更新できない人間が、どうしてまとまった文章を書けるというのか。

 

ゴールがどこにあるかわからないけど、迷わず書けよ、書けばわかるさ。

継続は力なり。そんなかっこいい言葉を、今は信じたいと思う。

 

というわけで、はてなブログは辞めません。もう少し続けてみます。お騒がせしてごめんなさい。誰も騒いでないですね。

 

はてなブログproの自動更新を外し忘れてしまったことは、ここだけの秘密です。

 

今後とも宜しくお願い致します。