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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

束の間のナギ節

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手術から三週間弱。嫁さんの調子はだいぶ良くなった。左腕も徐々に使えるようになり、メンタルも安定してきた。がん前と同じ、なんてことはありえないんだけど、とても落ち着いている。むしろ逞しくなったように見える。三月に入り、仕事に復帰したことには驚いた。在宅なので通勤不要とはいえ凄い。来週、術後一ヶ月検診で治療の方針が決まる。おそらく抗がん剤治療になる。嫁さんにとって、しんどい時間が続くだろう。仕事も辞めることになるかもしれない。僕も子供の送迎対応のため、時差出勤をさせてもらうことになるだろう。

今はそれまでの束の間の平和な時間。FF10でいうナギ節。来たる新たなシンに備えよう。

 

先週泊まりに来た、なま○げとゾ○マ…じゃなかった義理両親も、機嫌良く帰っていった。

帰り際、お義母さんは見たこともないようなニコニコ顔で、また来るわねー!と言ってくれた。暫くはご遠慮します…との言葉を飲み込み、もちろん!いつでもいらして下さい!と精一杯の笑顔で応えた。よかったよかった。

 

長男の幼稚園の面談もあった。2時間にわたったが、濃密なひとときだった。今もなお、園長先生の言葉を反芻している。沢山の気づきを得られた、貴重な面談だった。それに関してはまた記事に書きたいと思う。というかこの記事の前にそれを書こうと思っていた。

 

しかし、恥ずかしながら、先日、ダウンしてしまった。オーバーフローしてたのか、ふっと気が抜けたのか。熱はないが、月曜朝は頭と身体が重すぎて、起き上がれなかった。先週から再開した仕事にとどめを刺された格好だ。いつもなら何でもないストレスレベルの内容だけど、弱ってる身には、グサっと刺さってしまったのかな。子供達を幼稚園に送り届け、それから夕方まで寝てた。ピアノ弾きたい、文章書きたい、家のこと、やりたいことやるべきことが山ほどある。それでもひたすら爆睡した。勿体無いけど、必要な時間だったんだろう。

このまま次の日も行けないのではないか。そんなモヤモヤの中、何とか布団から這い出て、雨の中何とか出勤し、何とか小さな仕事を少し進め、何とかキラマや同僚と話す。それだけしかしてないけど、何とか気持ちを上げることができた。

今日も雨。憂鬱。頭痛。でも行かないと。

とにかく会社に行けばいい。行けば何とかなるのだから。社畜万歳。

せっかくのナギ節だが、家で寝てるわけにはいかない。次のシン予備軍はあちこちにいるし、幼稚園を嫌がる子供達の前でみっともない姿は見せられないからね。