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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

打ちのめされそうだけど踏ん張りたい

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【閲覧注意:ネガティブな愚痴です】

嫁さんが乳がんと分かり2週間がたった。手術日も決まり、上司のエンジェルマシンじゃなかったキラーマシンの助けもあって特休も取得出来そう。嫁さんの気持ちの沈みも、最初に比べると落ち着いてきた気がする。

でも、何をしていても、気分は晴れない。疲れは取れないどころか、ボディーブローのごとく蓄積している。がんという言葉を見聞きするたび、どきっとして、気分がドーンと沈む。だからがんという言葉は、極力避けている。それだけ、がんという言葉の重さに、打ちのめされかけているのかもしれない。がんになってない僕ですらそうだから、嫁さんはもっとずっとしんどいんだろう。

 

いやーうちの嫁さんががんになっちゃってさー。インフルエンザやコロナみたいに、そんな風に笑って言えれば、どれほど楽だろう。でももし仮に告白したところで、きっと相手は困ってしまう。内心、うわ地雷を踏んだとドン引きしつつ、気を遣って何か言ってくれるかもしれない。

でも今の僕には、その言葉を素直に受け止める余裕がない。何を言われても、あんたらには分からんやろうさ、と思ってしまう。黙ってただ聞いててほしい。いや聞かなくてもいい。でも言いたい。こぼしたい。ああ、我ながらなんて面倒くさい奴。だからこうして、ブログに書き、X(Twitter)でこぼしている。気づかれたくないけど、吐き出したい。メンドクサオさんの極み。そんな奴、僕大嫌いなはずなのに。

そして、僕が一番嫌いな言葉を言ってしまいそうになる。

なんで、自分達だけが。

 

せめて、気持ちでは負けないようにしたい。でもふとその言葉が脳裏をよぎると、途端に現実に打ちのめされそうになる。だから最近は何も考えないようにしている。当事者の嫁さんや、小さい子供達に、そんな暗い顔は見せられないから。

 

何か気分転換したい。でも何もできない。ピアノで新曲を覚える気にもならない。愛は勝つを練習しようとしてたけど、あの素晴らしいポジティブが、今は眩しすぎて直視できない。

あれだけハマってたロマサガRSでも、高難度の七英雄に挑む気すら起きず、記憶周回をセットし閉じるだけ。ストーリーとかガチャとか、どうでもよくなってしまった。

NIKKEに至っては、可愛いニケ達の揺れる胸を眺めるたびに自己嫌悪に陥る。嫁さんが乳がんなのに、何を俺は揺れるおっぱいを見て喜んでるんだと。男のサガと言えばそれまでだけど。揺れる胸からは目を背け、揺れる尻をぼーっと眺め続ける日々だ。

そういや会社の新年会兼送別会も、そっとキャンセルした。手術直前だからね。

現実逃避しようにも、ネットの世界は、暗く悲しく、腹の立つニュースで溢れている。見たくないのに、負のパワーに引きずり込まれてしまう。あかん敵の思う壺や。そっ閉じする。

 

そんな時に、体調を崩してた友達が何気なく「検査したけど、とりあえずガンではなかったよ」とか言うのを聞くと、「おーよかったやん!」と言うけど、内心ドーンと落ち込む。それは嬉しいよ。おめでたいよ。でもうるさい俺の前で喋らないでくれとすら思う。でもそんなこと言えないよね。人様の幸運を妬み羨むようになったら人間もおしまいよ。そこだけは死守したい。

 

あかん文章もまとまらない。何だろうこのやりきれない気持ち。ごめんなさい。

 

こういう日もあるさ。とりあえずご飯食べて、温かい風呂に入って、そしてさっさと寝てしまおう。いつもみたいに夜中起きるかもだけど。眠れなかったとしても寝よう。最悪会社で寝ればいいや。サボり爺さんみたいにね。

とにかく、負の嵐が去るのを、じっと耐えて待つしかない。そして回復したら、この馬鹿な記事を見返して、アホやなと鼻で笑いたい。

 

でも、ここで吐き出すことで、少し楽になれました。見て下さった方、気持ちが落ちてしまったらすみません。負の連鎖に巻き込んでしまい申し訳ない。でも読んで頂きありがとうございます。

上も下も、左も右も、後ろも前も見ない。前方足元だけを見て進みます。