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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

小泉進次郎大臣に学ぶ、セクシー昇進論文講座

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やばい、ブログの更新が滞ってきている。

本職が忙しいのに加え、昇進試験の論文に苦戦しているからなんです。

 

論文で求められること。会社を取り巻く現状の把握。課題の抽出、真因の分析。課題解決のため貴様はどのように取り組むのか。どう仕組みを改善し、人材育成し、会社に貢献するのか。

さあ言え。2000文字で謳ってみやがれ。まさに会社に忠誠を誓うための踏み絵。

たったの2000文字。このクソブログの駄文なら一瞬なのに、なぜこんなにしんどいのか。

一言「知らんがな、給料あげろ」と言えれば、どんなに楽だろうか。

 

書いては直されの繰り返し。内容が抽象的だと怒られ、具体的に書くと書きすぎだと怒られ、オリジナルの提案を書けと言われて書いたらそんなの当たり前だと怒られ、ある人には大分良くなってきたと言われ、別の人には前より悪くなったぞと言われ。

 

見てもらえるのはありがたい。けど一体、何を書けばいいんだ。誰の言葉を聞けばいいんだ。

藁にもすがる思いでネットサーフィンをしてると、とある傑物に出会った。

そう、小泉進次郎環境大臣である。

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https://yujisyuji.hatenablog.com/entry/2019/09/26/070000

大臣のお言葉には、本質を隠し、質問者を煙に巻いて撃退する、不思議なパワーがある。加えて端正な雰囲気、父親譲りのユーモア。さすが若くして大臣にまで上り詰めたお方だ。

 

私は閃いた。彼の真似をして論文を書けばいい。

中身の無い人間が、それらしく見せるには、それが一番いい。うん、そうしよう。

というわけで、少し書いてみました。

 

 

私は設計部署で現行製品の品質問題対応を推進している。

市場を取り巻く環境は、クールにハッピーに、かつセクシーに変化している。ほとんど知られていないが、プラスチックは石油からできている。

そんな中、依然品質問題を発生させていることは反省している。ただ、反省していると言いながら反省をしている色が見えないというご指摘は、私自身の問題だと反省をしている。

今のままではいけない、だからこそ私は今のままではいけないと考えている。

そのためには品質問題を解決しなければいけない、だからこそ私は品質問題を解決しなければいけないと考えている。

品質問題から問題を取れば品質である。朧げに浮かんできた2つの提案を以下に説明する。

一つ目は、開発の仕組み改善である。

現状の課題に対し、仕組みを改善しないといけない。だからこそ私は仕組みの改善が必要だと考える。

二つ目は、人材育成である。

30年後、自分は何歳だろう。一緒にノドグロ食べましょうと言った時の、あの「いいんですか」っていう喜んだ顔が嬉しかった。

この二点を推進し、私は品質問題を解決する。

最後に、品質問題を解決するとは言ったが、品質問題を解決するとは言っていない。

 

 

完璧だ、完璧すぎる。

これで上司をギャフンと言わせられる。結果は別にして、記憶に残る一撃を食らわせられる。

中身がないことを恥じるのではなく、逆に持ちネタにする。

小泉進次郎構文のおかげで小泉進次郎構文で書けるものが増えたのは小泉進次郎構文のおかげです。ありがとうございます大臣。

無事試験が終わったら、ステーキ食べたいですね。毎日でも食べたいね。

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