今こそSPEEDを聴こう。ブラックエンジニアが選ぶ、SPEEDの名曲8選。

ようやく束の間の夏休み。
いつものことだが、Facebookが過去を振り返れとしつこく迫ってくるので、安居酒屋で一人酒をあおりながら、本当に振り返っていた。
インスタグラムの出現により、投稿は基本無難でリア充を演じた嘘くさい写真だけになり、以前のような恥ずかしい長文を晒すことは、めっきり減ってしまった。

それが進歩なのか退化なのかは、分からない。

ただ一つ確かなことは、SPEEDが色々大変なことになってるということだ。

最近は本業がとても忙しかった。
この前久しぶりに、部内の飲み会があったのだが、上司は「お疲れさん、お先です。君は来ないよね？」と満面の笑みで言い、去って行った。

飲み会に来てる場合じゃないだろ、残って仕事をしろという、私のBody&Soulに響く檄でした。上司は私のSTEADYです。

その日も熱帯夜だった。私は深夜まで残って設計の仕事をしていた。

ふと気がつくと、CAD画面の中の得体の知れない鋳造部品の3Dデータを、無意識のうちに凄まじいSPEEDでくるくる回転させていた。ああ、これがストレスというものなのか。はっと我に帰った私。

今日は今年一番の熱帯夜。

体がすごく熱いのに心だけなぜかとても寒い。

風が…夜風が強くなってきた。

夏が逝くね、もう夜明けが近いよ。

熱帯夜 SPEED 歌詞情報 - うたまっぷ歌詞無料検索

思えば、台風が会社を直撃し、社員に午後3時の退社命令が出たつい先日も、私たちは会社に残り、嵐の中設計をさせられていた。ここまでして設計しないといけないものっていったい何だろう。早く帰れ休みを取れ、仕事量を増やせ納期は遅らせるな。この矛盾に満ちた指示が当然のように飛び交う現場。これはもうだめかもわからんね。怨嗟の呟きが止まらない。

愛は、生きてる。いつでもこの想いは胸に焼き付いてる。ALIVE。愛こそすべてだね。もう泣かない。そうだよね。wake me up。wanna be your steady。ハー。一体いつ私はこの地獄から脱出できるのだろう。when is my gradulation?いやgraduation?もはや卒業の綴りすら忘れてしまったのか。ヘボンな毎日じゃつまんない。ドキドキするよな快感とチャンスを今すぐゲットしたい、それだけなのに。

高校生の時、タカコ氏かエリコ先生かで友人たちと大論争を繰り広げた、切ない思い出が蘇りました。少数ながら根強い人気だったヒロ派もいた。しかし当時は誰も、ヒトエの聖人ぶりに目を向けられませんでした。ちなみに私はタカコ派でした。己の若さ故の無知を呪いたい。しかしあのミステリアスな可愛さの前では、当時16歳の芋臭い柔道部員だった私はあまりにも無力だった。

まさかあのSPEEDが、エリコ先生が、タカコ様が、今こんな状況になるなんて。
否。SPEEDは、昔も今も、一貫して愛に生きるグループなのです。愛こそすべてだね、愛は生きてると高らかに宣言してたあの頃と同じ。だから昨今の報道も、驚くべき話ではないのです。

いよいよ酒が回って来た。とても37歳の書く文章とは思えない驚きの稚拙さだ。それもまた良し。ゆっくり眠れそうだ。仕事も何もかも忘れてGoGoHEAVENしたい。

結局、何が言いたかったのか。SPEEDを久しぶりに聴くと、当時の熱いが思いが蘇り、やっぱり好きだということです。それだけではなく、最近の諸般の報道によって、歌詞の意味が、また違った風に聞こえてくること。お笑いの要素も追加され、さらに魅力がアップしてます。おすすめです。