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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

お疲れ気味の私達が森会長に学ぶべき三つのこと。

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先日、緊急事態宣言が延長された。会見する菅総理をニュースでチラッと見たけど、びっくりするほど生気がなかった。

目が死んでいる。元々やる気元気イワキキャラじゃない。けど、さすがに心配になった。

 

まあでも、そりゃ疲れるよな。凄まじい重圧と責任。正解がない中、何をしても叩かれる。やれ棒読みだ、やる気がない。普通の人間なら発狂し逃げ出してもおかしくない。

 

もっとも、元気がないのは、菅総理に限った話じゃない。みんな、疲れている。

 

職場ではコロナ禍で普及したGoogleMeetsのおかげで、ノルマやスケジュールは変わらないまま、幹部や国内外販社からのフォローだけが増えた。幹部はお気軽かもしれないが、現場は大変、みんな疲弊。

 

息子2人はぐずりと夜泣きの応酬で、お互いに睡眠を邪魔し合い、消耗する。それに振り回される嫁さんは疲労困憊。可哀想に心なしか白髪が増えた気がする。

 

世間(ネット)を見渡すと、赤の他人への憎悪が溢れている。批判、揚げ足取り、誹謗中傷。それをしても自分のランクは1ミリも上がらないのに。他人を傷つけ、自分をおとしめるだけなのに。

 

それでもなくならないのは、何かはけ口がないと、このご時世やってられないんだろう。ハッシュタグ誰それやめろ、金よこせなどと、連日騒いでいるスパムアカウントを見ると、そう思う。

 

とにかく、みんな疲れているんやなぁと思う。無論、私も疲れている。

少しでも油断したら、ダークサイドに堕ちてしまう。不平不満や文句愚痴を、赤の他人に撒き散らしてしまいそうになる。

たまにはいいさ、にんげんだもの。でもダークサイドに染まり切ったら、もう戻れなくなる。

 

でも、しょうがないよね。色々なことが無くなって、これだけ我慢を強いられ、それでも終わりが見えないんだから。みんな、しんどいんだ。

 

元気なのは、今なおオリンピックを熱望する某森会長くらいだろう。

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/森喜朗

前置き長すぎ。それに若すぎ。

往年の輝きそのままに、今も失言を重ね、謝罪会見でも失言をおかわりするお茶目なお姿を拝見すると、ああ変わらずお元気なこったなと、一周回って微笑ましい気持ちになる。

 

あなたが言うことも一理ある。きっと悪気はないんだろう。でも、口に出してはいけない言葉と場所がある。特にあなただけは。本人以外のみんながそう思っている。でも言えないし聞いてくれない。

 

そんな彼に対し、沢山の熱い批判を見かける。でもそれは無駄なことだ。

老害。失言王。辞めろ。彼がそんな声に耳を傾ける訳ない。人の本性はそう変わらない。まして森会長である。

 

気になるのは、彼のもとでオリンピックの仕事をしている人たちのこと。

トップは何がなんでもやれの一点張り。でも難しいことはみんな薄々分かっている。誰が彼の首に鈴をつけにいくか。世間からは、やってもやめても叩かれる。

ああ、きっととんでもなく疲弊していることだろう。というかうちの会社と同じだ。思わず同情してしまう。きっとどこの組織も、多かれ少なかれ同じなんだろうけどね。

 

というか森さんみたいな人って、そこら辺にたくさんいるもんね。悪い人じゃないんだろうけどね。懲りずに失言で叩かれるのは、もはや円熟のお家芸。それにあれくらい我が強くないと、オリンピックなんて推進できないよね。

 

森さんもきっと、心の中では涙を流しながら必要悪を演じ、わざと失言をメディアに流すことで、全てのヘイトを一身に受け止め、部下を守ってるんだよ。彼は、幻となるであろうオリンピックと心中するつもりだ。そう考えると、なんだか可哀想になってきました。

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https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASK7B1RGLK7BUHBI001.html

 

でもそんな彼には、お疲れ気味の私たちが見習うべき点が、三つある。

一つめは、周りに何を言われても我が道を貫く信念。

二つめは、どんなに批判されてもめげない鋼のメンタル。

そして三つめは、ありあまる元気。

政治家のみならず、この世知辛い世の中を生き抜く上で、必要不可欠な三点セット。

 

菅総理も、どうせ叩かれるのなら、せめて元気を前面に出して頑張って頂きたい。森会長や、バックにおられるドン氏のように、ドンと構えていて欲しい。僭越ながらそう思うのであります。知らんけど。

 

私も今こそ、彼の三点セットを見習いたい。

信念、鋼のメンタル、元気。これに気遣いと思いやり、それに竹内涼真の顔に室伏広治の身体、そして狩野英孝のユーモアがあれば完璧だ。

 

こんなご時世だからこそ、せめて前を向いて、元気を出して行こう。怒った口はマスクで隠して、せめて目だけは微笑んでいよう。

何より、失言はしないぞ。それが一番大切ですね。