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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

2度目の緊急事態宣言に思うこと。

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「ウイルスは、経済、医療、文化、人の絆、全てを破壊する。不景気になり、名だたる企業が倒産し、若い人が未来に希望を持てなくなる。」

 

昨年春頃、一度目の緊急事態宣言が出される前。NHKのスペシャル特番で、新型コロナウイルス感染症対策分科会長の尾身会長が、そのようなことを仰っていた。とても印象に残った言葉です。

 

あれから一年近くたち、この尾身会長の言葉は、現実のものになりつつある。改めて、新型コロナウイルスの恐ろしさ、そして人間の無力さを痛感する。

ウイルスは人間社会に忖度しない。ワクチン開発を嘲笑うように変異していく。コロナ社会に対応できない人間や組織を、無慈悲に炙り出し、淘汰していく。

 

昨日、一都三県に、二度目の緊急事態宣言が発令された。飲食店にターゲットを絞ったピンポイントの宣言。私の住む大阪でも、近く、緊急事態宣言が発令される見込み。

一度目のときよりも事態は深刻。だけど一度目みたいな強力な宣言だと経済や生活へのダメージが甚大。政府と分科会の間では、たくさんの議論があっただろう。

菅総理に並んで会見していた尾身会長は、何を思っていたんだろう。ふとそんなことを考えました。

 

モヤモヤすることはたくさんある。年末年始、クリスマス、忘年会で、浮かれて騒いで感染を広げたかもしれない人達。仕事の遅い国会議員。単なる批判屋に堕ちた野党。不安だけ煽るメディア。

 

だけど、人様のことを気にしてもしょうがない。大体、この一年、日本人はよく我慢して頑張ったと思う。いつまでも我慢はできない。

 

唯一思うのは、大人たちのせいで割を食い、一生に一度の貴重な当然の権利機会を奪われてしまった、子供達。本当に可哀想だし言葉がない。

 

とにかく、自分のやるべきことを、きちっとやり続けるしかない。

溜まったストレスは、酒ではなくブログで発散します。

読んで下さりありがとうございます。