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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

大吉です。でも心正しくないと災があります。

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実家に帰らない正月。ぽっかりと穴が空いたよう。おせちもお雑煮も、いつもとは違う味。改めて寂しさを痛感する。(嫁さんの料理をけなしてる訳ではありません念のため)

まあ、帰ったとしても、いつもモンスター妹問題や親戚のいざこざ話を、花札しながら語るだけなんだけどね。

 

ともあれ、そんな女々しいことも言ってられない。元旦から息子の夜泣きで叩き起こされ、眠気まなこでおせちを頂く。少し正月気分を味わったあと、長男と散歩。普段の土日と全く変わらない。

昼から初詣に向かう。途中行きつけのくら寿司で昼飯。困った時はとにかく安定と信頼のくら寿司。もはや実家の味。とろサーモンはメッシ。ネギトロ軍艦はクリロナ。

 

神社はまあまあ混んでいた。屋台も並んでて、ああまだ日常が残ってるんだと、嬉しかった。

 

今年は本厄なので、念入りにお願いしないと。そう思ってたけど、走り回る長男を鎮めながらお祈祷の仕方を教えるのに精一杯で、自分の願い事は全く出来なかった。

 

古い御守りをお返ししたあと、いよいよおみくじ。私はなんと、大吉。

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普段出ないのに、本厄の今年に限って大吉とか。嬉しいけど、こんなところで運を使いたくなかった。

でも大吉だから、さぞいい事ばかり書いてくれてるだろう。それに大切なのは個別評価よりも総括欄の記載だと聞いたことがある。

そう思って読んでみたら、最後の一文で、私は思わず戦慄を覚えた。

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「けれど心正しくないと災が、、、 

あります(小声)」

 

正直めちゃくちゃ怖い。最後のあります(小声)で泣く。だいたい災ってなんだよ。コロナにかかるのか。クビになるのか。それとも死ぬのか。元旦からおみくじの結果に震える本厄の中年男性。

 

まあ最悪死んでもいいや。ローンは免除されるし、保険金やら何やらで、家族が路頭に迷わなければそれでいい。

そもそも心さえ正しくあれば、何の問題もないのだ。いつもの薄汚れた心を入れ替えて、よし、今年は善意の鬼、偽善の塊となろう。そして現人神か生き仏と崇められてやる。うっかり即身仏にならないようにしないとな。

そうポジティブに捉え、帰宅。

他はいつもの休日と変わらず、二人の子供たちに振り回され、子供を寝かしつけたら久々に二人で花札しないかいと話してましたが夫婦共々疲労困憊で寝落ちした、そんな元旦でした。

 

今年こそは心正しく過ごし、本厄もコロナも吹き飛ばします。