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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

モデルナワクチン2回目接種。副反応全記録。

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いよいよこの日がやってきた。副作用がキツイと噂の、モデルナワクチン2回目接種。

一体どれほどのものだったのか。これから2回目を控える方々のためにも、自分の体験を記録しておこうと思う。

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モデルナのワクチン 2回目接種後に4人に3人が発熱 厚労省 | 新型コロナ ワクチン(日本国内) | NHKニュース

1回目接種~2回目接種直前

巷の噂がかなり正しいのは、1回目の接種で確認されている。

脇に異物がある違和感。腕が上がらない(開かない)。通称モデルナアーム。それと微熱。

実際その通りだった。特に、違和感は相当だった。バイオハザードのタイラントみたく、元の左腕が禍々しい姿に変貌してしまうのではないか。そう本気で思ったほどだ。

きっと、2回目もしかりだろう。先に接種した同僚達は、もれなく38℃以上、人によっては39.3℃もの高熱と倦怠感に襲われ、数日間会社を休んでいた。

唯一接種翌日に出社してきたのは、強靭なタフネスを誇る同僚マッスル氏。通称「人間耐久試験中」。その彼ですら、真っ青な顔で震えながら弱音をこぼしていた。「熱が39度近くあります、悪寒がします、しんどいです」

2回目の副作用がそんなにキツイなんて。マッスル氏と隣席の私は、恐怖で心底震えていた。(ちなみにマッスル氏はこの日22時まで会社にいた)

2回目接種からは今更逃げられない。解熱剤、頭痛薬、水分、安眠グッズ、くじけぬこころ。諸々を準備し、ついに運命の職域接種の日を迎えた。

8/19(木) 16:30(-30分)

いよいよ2回目モデルナ、職域接種。受付完了。Twitterのフォロワーの皆様に、今生の別れを済ませる。

17:00(0分)

いよいよ接種。注射は1回目と同じく、全然痛くない。

1回目の時はすぐに左脇部にモコっと違和感があったが、今回は無い。なんの異常も感じない。

嵐の前の静けさが増幅させる恐怖。それを振り払うため、売店で駄菓子をゲット。最後の晩餐はベビースターラーメン。

19:00(2時間)

職場に戻り、仕事をこなす。2回目接種時のしんどさを嬉々として語るマッスル氏を振り払い、早めに帰宅。翌日は特別休暇を申請。

別の友人曰く、接種12時間後で激しい悪寒。16時間後に発熱。45時間後収束とのこと。さあどうなるか。今夜が山田。

22:00(5時間)

家では3歳長男と1歳次男が大泣き大はしゃぎ。嫁さんはヘロヘロ。ワクチンを打ったとの報告は遮られ、嫁さんの愚痴を頂く。

副作用に襲われる前に、やれるだけのことを。家事と子守に奮闘。ようやく2匹の怪獣を倒す。心なしか腕が痛くなってきた気がする。

8/20(金) 3:00(10時間)

副作用にビビるあまり何度も起きてしまう。まだ副作用は来ない。左腕が痛む程度。

5:00(12時間)

痛む左腕を長男に寝返り攻撃され起床。問題の12時間を迎える。頭痛がひどいが、元々偏頭痛持ちなので、副作用なのかはわからない。熱は無い。

9:00(16時間)

頭痛と腕痛以外、まだ目立った副作用は来ない。がっつり朝飯を食べ、長男を幼稚園に送り、次男を散歩させる。本当に効いてるのか、会社を休んでよかったのかと不安になってくる。

11:00(18時間)

何となく全身が怠くなってきた気がする。頭痛もワンランク激しくなる。体温も37℃越え。ようやく始まったか。

12:30(19.5時間)

風邪みたいな寒気、倦怠感、頭痛、発熱。風邪のようなけだるさが、一気にやってきた。熱は37.9℃。

でもまだいける。仕事のストレスの方がキツイぞ。お前はこんなもんかモデルナ。そう煽ろうとするが怖いのでやめておく。昼飯の冷凍チャーハンを完食。甲子園を見ながら、誰にも邪魔されずに惰眠を貪れる。至福のひと時。そう思うことにする。

14:00(21時間)

少し副作用にも慣れたので、調子に乗ってピアノを弾いていると、さすがにしんどくなってきた。モデルナを舐めすぎた。熱が38℃を超えた。ピークは38.3℃。同僚の最高記録39.3℃を超えるまでは耐えようと思っていたが、挫折しカロナールを飲む。間もなく熱が下がる。ちょっとひどい風邪みたいな感じ。なんとも言えない倦怠感がキツイ。とにかく静養しかない。ひたすら寝る。

21:00(28時間)

ゴロゴロしながら、ひたすら爆睡。至福の時間。昼にカロナールを飲んでから熱は上がらないが、倦怠感が相変わらずきつい。無気力に拍車がかかる。惰性でロマサガRSを周回するだけの廃人。

しかし何とか息子達をお風呂に入れ、寝かしつける。痛む左腕に乗っかり騒ぐ息子達に耐えながら、なんとか怪獣を2匹とも倒す。

熱はなんとかなりそうだ。あとは頭痛と倦怠感との闘いか。それでも、仕事も家事育児もせず、ただ一人寝ていられるのが、こんなに幸せだなんて。なんという贅沢な時間。これなら毎日ワクチンを打ってもいいなぁ。そんなことを言っててまたモデルナを怒らせ熱が出ると困るので、おとなしく寝る。

8/21(土)7:00(38時間)

よく眠れたが、頭痛と倦怠感は変わらない。なぜか大ファンのたかしょーからバレンタインチョコをもらう夢を見て、勇気をもらう。子供に朝ごはんを食べさせる。自分もモリモリ食べる。食欲はずっと変わらない。

10:00(41時間)

優雅に二度寝。寝汗をかきまくり。風邪が治るときみたいな爽快感。いい傾向。後は倦怠感と頭痛だけ。満を持してEVEを飲む。

11:00(42時間)

倦怠感、頭痛が、ふっとおさまった。残るは左腕が少し腫れ、痛む程度。普段の生活には全く支障なし。

これで副作用ともおさらばかな。呑気に寝てられる時間ともお別れか、そう思うと名残惜しい。でも健康第一なので、嬉しい。

私の復活を待っていたかのように、家事育児に奔走。暴れる息子たち。療育子育てに悩む嫁さんの相談。さらに自家用車がオーバーヒートし壊れ、対応に奔走、そろばん勘定。忙しい休日が戻ってきて嬉しい白目。

8/22(日) 23:00(77時間)

この記事を書いている今。あの倦怠感が、もはや懐かしい。注射を打った箇所の腕の腫れ、わずかは痛みは、まだ残っている。でも全く気にならない。知らない間に消えているのだろう。

おわりに。

モデルナワクチン接種の副作用は、確かにきつかった。一番きついのは、何とも言えない倦怠感。発熱もあるので、接種翌日は、まず仕事にならないと思われます。

だけど熱は思っていたほどではなく、解熱剤(私の場合はカロナール)を飲むと、すぐに引いた。

個人的には、副作用を口実にずっと寝てられたので、正直仕事や家事育児よりも楽だった。

というわけで、国や自治体、関係者の皆様が無料で接種させてくれるワクチン、多少の副作用にビビらず、ありがたく接種させてもらいましょう。こちらからは以上です。