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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

MISIA LOVE BEBOPライブでビバリまくり。神の周りには沢山のsmile、次世代の希望、そしてトラウマを乗り越えた男の姿があった。

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LOVE BEBOP〜the tour of MISIA

2017.1.28@大阪城ホール
参戦してきました!

 

 なぜ今、MISIAなのか

元々テレビにあまり出ない方で、最近だと紅白くらいでしか観ない気がするMISIA。

なぜ今回、ライブに行こうと思ったのか。
それは、
 
①歌が超絶上手い、本物の女性アーティスト
②ノリノリな曲も懐メロもバラードも、全部聴かせてくれる女性
③単調な毎日と疲れを忘れさせてくれ、非日常へと誘ってくれる女性
④元気とLoveとPeaceを分けてもらえそうな女性
⑤近々関西でライブがある女性
⑥奥さんがお気に入りのアーティスト(一番重要)
 
これらの厳しい条件に全て当てはまるのが、他でもないMISIAだったからだ。
 
早速予約。運良く先行予約当選。チケットget。
S席(スタンド)で8640円/人。
結構良心的価格。
 
ベストアルバム&Youtube先生で、復習&予習。
当日に向けて、徐々にテンションを上げていく。
「Everything」「陽の当たる場所」「忘れない日々」など、生で聞いたらたぶん感動して死ぬんだろうなと思いながら、当日を迎えた。
当日。大阪城ホール。
ふと、数年前の苦しくも楽しい思い出が蘇ってきた。
少々話がそれるが、ここに記しておこう。
 

蘇るトラウマ、POP STARの悲劇

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実は、数年前も、ここにライブを観に来たことがあったのだ。
言わずと知れた、平井堅のKen's bar
私もだが、奥さん(当時彼女)が、平井堅の大ファンだった。
 
たしかに、ライブは最高だった。平井堅の歌声もトークも、本当に最高だった。
でもあのときは人気のあまり立ち見席しか取れず、おまけに私は直前ノロウィルスにかかってしまい、意識朦朧。
ライブが進むにつれ、私はもはや立っていられなくて、手すりにつかまり、生まれたての小鹿のようにガクガク足を震わせながら、横で盛り上がっている彼女に悟られないよう、必死に耐えていた。
 
ライブ終盤。会場は最高潮に盛り上がる。
それに比例して、私の体力気力が限界に近づく。
そのとき流れてきたのは、忘れもしない、POP STAR
そう、誰もが知る名曲であり、ダンスが有名な、あの曲。
会場は大いに盛り上がり、彼女は腕をグルグル回す。
私の両足は大いに痙攣し、私の頭はグルグル回る。
苦しさのあまり、歌に紛れ込ませてしまった断末魔。
「あいわなびあポップスタアアアアア!!」
思わず、感動と、最後まで耐えきった達成感で、涙がこぼれた。
 
その後、どうやって帰ったのか、思い出すことができない。
ただし、一つだけ脳裏に焼き付いていることがある。
あれはライブとかそんな生易しいものだけじゃなく、炎天下のフルマラソン並みの、忍耐と鍛錬の空間であった、ということだ…
(平井堅さんごめんなさい、ライブは最高でしたよ本当に)
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いけない。つい昔話が長くなってしまった。
今回のMISIAライブは、純粋に楽しみたいのです。
せっかくの楽しいライブが地獄のフルマラソンに変貌してしまうのは、もうごめんだ。
幸い、今回、体調は万全です。
会場、グッズ売り場は長蛇の列。テンションが上がってきた。
 

圧倒的パフォーマンス。みんなでLOVE BEBOP。MISIAは神だった

そして、ついに開演。
MISIAが登場。まぎれもない本物。
一気に会場が爆発する。
 
CDとかで聴いてた通り、いやそれ以上の、圧倒的な歌のうまさ
月並みな表現しか思いつかないが、うまいなんてもんじゃなく、本当に「圧倒的」。
文句なしで日本No.1の歌手だと思います。アジアでもNo.1じゃないのかなと。
 
こんな小さい(153cmだそうです)体のどこから、こんな声量がでるんだ…!
しかも、何曲連続で歌っても、ステージを走り回っても、声量が全く落ちない。
そして音も外さない。あまりにパーフェクト。ミスターパーフェクト槇原氏も驚愕することだろう。
なんなんだこのMISIAっていう神は、、、すごい、すごすぎる!!
サッカー日本代表はMISIAの爪の垢を煎じて飲んで、スタミナとタフネスそして圧倒的パフォーマンスを分けてもらってくれ、そしたらW杯制覇できる!!
盛り上がって楽しむというより、そのあまりに圧倒的なパフォーマンスに、私も奥さんもただただ呆然とし、そして聴き入ってしまうのであった。
 
今回は新アルバム「LOVE BEBOP」のツアーということで、アルバム収録曲が中心。
オープニングはノリノリな曲中心だったが、途中からバラードセクションに移行。
ていうか、ピアノ弾き語りもできるのか!
wikipedia見たら、
「担当楽器:ピアノ、ギター、フルート、トランペット」
っておい!どこまで才能の塊なんやMISIA神!!
そなたは圧倒的歌唱力だけでは飽き足らず、作詞作曲、さらにはこれら様々な楽器類を演奏し、J-POP業界のみならず音楽業界を完全に支配してしまうおつもりなのか!!
 
弾き語りの前のMC。
COP10やアフリカ開発会議の名誉大使まで務めただけあって、話す内容は、わかりやすく、そして本当にスケールが大きい。
てかMISIAってこんなに話すの上手いんだって、初めて知りました。
一番心に残ったのは、
「何かあればすぐ周りに言われてしまうこんな時代だけど、それに負けず、
自分自身の愛おしいものを大切にして守っていこう」
的なこと。
これは本当、心に刺さりました。
私のような、長いものに巻かれてなんぼ、上司やお客さんの前では米つきバッタのごとく頭を下げまくる、クラゲのようなサラリーマンには、本当にありがたいお言葉でした。
 
そんなMISIA神ですが、普段私はテレビでは歌うところしか見ていなかったんだけど、
観客の声にも何度も「ハァ~~イ♪」って応えたり、ピアノを弾く前「緊張する・・」と言って弾きなおしてみたりと、
すごくかわいらしくてお茶目な女性でした。
絶対性格いいんやろうなって思いました笑
 
最初はただただ圧倒されていた私たちも、いつしか立ち上がり、
「ビバってるーー??」のMISIA神からの問いかけに、「ビバってるー!!」と叫んでました。
 
そしてあっという間にアンコール。
ここまで唯一心残りは、新曲ばかりで、昔のヒット曲がほとんど歌われていないことだった。
しかし、アンコールはまさかのスペシャルメドレー。
「Into the light」が始まった瞬間、両手を上げながら鳥肌が立つのを抑えられませんでした↓(今回のライブと違いますが参考まで)
メドレーの中で、念願の「Everything」「忘れない日々」も、歌ってくれました!
あまりの感動に、「よし、、これで思い残すことなく死ねるな、、、」
と思い、思わずその場で筆ペンを走らせ遺書をしたためようとしましたが、
これから家のローンや家族のこともあるし、やりたいこと山ほどあるし、葬式の手はずも整えていないし、まだまだ死ぬわけにはいかないと思いなおしたので、MISIAにもらったパワーを糧に今後も生きることとします。
 
そして、この日おそらく会場が一番盛りあがったのは、この曲でした。
「あなたにスマイル:)」
もう完璧に、smileからの、love、そしてpeaceでした。
今ある意味絶好調の某トランプさんは、twitterでたわごとを連発し怒涛の勢いで大統領令にサインしまくるその手を止めて、ぜひ一度拝聴すべきだと思いますね。
むしろ、トランプさんの代わりにMISIAがアメリカ大統領になればよいとすら思ってしまう。
しかし残念ながらMISIAは神ではあるけどアメリカ人ではないので、
平和の祭典・東京オリンピックの開会式で是非とも歌ってほしいです
 
スタンド席で、周りも落ち着いて座っている人が多くなかなか立ちにくかったのですが、
アンコールのとき、(せっかく来たから元を取るぞ!という貧乏性が発動し)こらえきれずに勇気を出して立ち上がりました。
そして、この曲で盛り上がってると、MISIAと目が合った(気がしました)。
私が「スマーーイル!」と拳を上げた瞬間、MISIAさんは「素晴らしい!」って言ってくれました。
あれは間違いなく、私に言ってくれました(気がしました)。
そのあと、「後ろもよく見えるよ~ありがとう!」とも言っていたので、十中八九、私のことだと理解して差し支えはあります。
 
本当に、大満足の、あっという間の上質な数時間でした。
いつかのように、ノロウィルスという病魔に侵されず、心からライブを楽しむことができました。
そう、あのトラウマは、完全に過去のものとなったのです。できることならKen's barリベンジしたい。
元気をたくさんもらえて、明日からも頑張ろう!と思えました。
 
今回の新アルバム、「LOVE BEBOP」。
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 収録曲はこれ。どれもおすすめです。

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オープニングアクトに見た、次世代の希望。

そうそう、ライブ開演直前に見た、
「次世代の希望」にも触れないわけにはいかない。
ステージにギターを持った一人の女性が現れた。
オープニングアクト、いわゆる「前座」のようである。
コンサートで前座を見るのは初めてだったので、どんな人なのかなと思って観ていた。
その名は、Little black dress。
18歳の女性シンガーソングライター、ryoのユニット。
少し緊張した様子で、自己紹介します、といい、ギターを鳴らして、
♪桃から生まれたシンガーソングライター…と自己紹介がてら歌いだした。
その後も3曲ほどやってくれた。
「これが前座!?」とびっくりするくらい、上手い。
プロだから当たり前かもしれないけど、それでも上手い。
私個人的には、曲のイメージは、YUIとかmiwaとか椎名林檎とかの系統なのかなという印象。
 
後から振り返ると、彼女のうまさがあったからこそ、余計にMISIAの圧倒的、超人的なうまさが、ひしひし感じられた。
 
18歳でメジャーデビュー目前って、結構すごいですよね。
MISIAのオープニングアクトを飾れる実力、センスを感じる楽曲、そして何より、控えめに手拍子を求める謙虚な姿。
A〇Bが握手券付きCDを売りまくり、ピコ太郎が日本武道館でPPAPを歌う、このご時世にあっても、こんな原石がいるんだなと。
おじさんは応援したくなってしまいました。
 
彼女のtwitterをチラ見してみると、MISIAが撮ってくれた写真もあったりします。
MISIA姉さんから、きっと色々なことを話してもらい、勉強させてもらってるんでしょう。
既に書きましたが、MISIAって絶対性格いいですよね。かわいらしくて、お茶目で。人の悪口とかいわなさそう笑
謙虚な彼女と、偉大で気さくな大先輩。
楽屋から雰囲気いいんだろうなって、勝手に妄想してました。
 
紅白で彼女が歌う日も、そう遠くないのかもしれません。
そのときは、私は周りの人間に自慢しまくります。
「Little black dressは、私が育てました」と。
 
 

おわりに

ここまで駄文を読んでくださり、ありがとうございました。
MISIAライブ、本当に最高でした。
ビバって生きていきます。

 

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