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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

教えの中に答えはない。答えは教えの外にある。

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昇進試験の論文答案を、3人の上司、いわゆる「キラーマシントリオ」に、毎週見てもらっています。

週末、ない頭を捻り出して書き上げた答案が、キラーマシン達に無慈悲に血祭りにあげられていく。

そして、言われることがバラバラ。

たとえば、

 

キラーマシン(直属上司)

テーマの選定はいいけど、構成がダメ!

字をもっと丁寧に書け!

 

キラーマシン2(室長)

これは論文には書けないけど…

(以下、裏事情、世間話)

 

キラーマジンガ(部長)

構成はいいけど、テーマの選定がダメ!

字が読みやすいのはいいね!

 

うーんこの。

でも三人から共通して言われたのは、

 

「君が挙げた、会社の課題の解決に向け、君オリジナルの具体策が欲しい」ということ。

君が昇進したら、問題山積の現状を具体的にどう変えてくれるのか。

どうリーダーシップを発揮していくのか。

そしてどう会社に貢献するのか。

もっと深掘りして考えよ。そして答案で宣言せよ。

まさに選挙公約。あるいは踏み絵。 

 

仰る意味は、痛いほど分かる。でも、とても難しい。

今の自分の中には、答えは無い。

 

理想論なんて誰でも語れる。口だけなら何とでも言える。それをどう具体的に実行していくか。

そこが腕の見せ所であり、試験の合否ラインなんだろうな。そらそうだ。

言うは易し行うは難し。あたりまえ体操。

 

そんな中、いつもは論文に書けない面白話ばかりしてくれるキラーマシン2が、こんなことを言ってくれた。

 

「答えは、今の会社の中にはないよ。外にあると思うよ。」

 

その台詞、どこかで聞いたことが。

そうだ、FF10のキマリだ!

 

「教えの中に答えはない

答えは教えの外にある

教えの中と外を知れば 答えは見つかる」

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https://ff-theworld.club/?p=92

f:id:elep-peace:20210421074032j:image

https://www.aru-karu.com/entry/ff10-game-diary16

 

教えの中と外を知る。

仕事を頑張りつつ、視野を広げて勉強せよということですね。

 

そういや、FF10だと、教えの外の答えとして究極召喚獣の父親(とエボンジュ)を倒し、スピラに平和をもたらした代償として、主人公のティーダは消えてしまう。

 

昇進し、家族に給料をもたらした代償として、私も消えるのだろうか。

家庭内で空気化するのか、それとも過労死して物理的に消滅するのか。

 

もしかすると彼は、それを訴えたかったのかもしれない。あの切ない表情は、家庭内で自分の存在が消えている証左なのか。

 

ともあれ、この論文地獄の唯一の収穫は、普段あまり話さないキラーマシン2が実はキマリだと分かったことでした。

 

大阪にも緊急事態宣言が出る見込み。またかと言う感想しかない。一時保育がストップするのは痛いが仕方ない。それより僕の脳みその容量が逼迫してる。そっちの方が緊急事態。

GWは論文と子守、そして実家の田植えに捧げよう。欲を言えばピアノを少し練習できたら、言うことない。

 

この論文地獄を早く終わらせ、コロナと脳みその緊急事態が解けたら、旅に出よう。教えの外の世界を知るために。