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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

祝ロシアW杯出場決定。おめでとうサッカー日本代表。マイルドなスポーツバー観戦記と、酔っ払いが分析した勝因3つ。

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宿敵オーストラリアに2-0で完勝し、2018ロシアワールドカップ出場決定。

サッカー日本代表、おめでとう!

 

 

ゆったり楽しめるスポーツバー、DDS。

この日、私は会社のサッカー大好き同期たちと、スポーツバーで観戦。

スポーツバーといっても、若い男女が満員電車のごとくひしめき合っていてオーニッポーと連呼し、サッカーそっちのけで女の子とハイタッチすることに全力を注ぎ、試合後は交差点で騒いだりドブ川に飛び込んだりする、そういうのではありません。

そういうの(=女の子とハイタッチ)もやりたい気持ちも多分にありましたが、オジサンたちは、そんな中に入っていけない。

というわけで、この店。DDSこと、Delicious Dining Sakai

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広いスペースで、ゆったり座って観れる。サッカー少年もたくさんいて、マイルドないい雰囲気でした。

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しかも、食べ飲み放題付きで、3996円とお得。

どうやらパブリックビューイングをするのは初めてだったらしく、色々試行錯誤してる様子だったけど、本当にいい空間でした。

1点目を取ったときは、サービスでハイネケンを出してくれました。

子供たちは、知らないおじさんたち(私たち)にハイタッチを求められ、真顔でした。

でも2点目の井手口のスーパーゴールの時は、すっかり笑顔で仲良くハイタッチしてくれました。

 

この日の私的MOM、井手口のインタビューを感動の面持ちで見守るおじさん二人。

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ワールドカップ本番も、ぜひここで応援したい!

www.ddsakai.com

 

酔っ払い同期たちと振り返った、この試合の勝因3つ。

 勝因1.ハリルホジッチ監督の勝負師采配。スタメンに込められた明確な意図。

 

煽りVTR。セルジオ、松木、川平慈英のテレ朝最強トリオ。選手入場。国歌斉唱。ビールも入り、テンションが上がる中、スタメン発表。

     大迫

 乾      浅野

  井手口  山口

    長谷部

長友 昌子 吉田 酒井宏

     川島

ネームバリューのあるいつものメンバーがいない。今までとガラッと違う布陣。

井手口?浅野?このスタメンの意図は?

横で真剣な顔で頷く二人に聞いてみたところ、どうやらこういうことのようだ。

  • カウンタ―1本。中盤の組み立てや、セットプレーは捨てる。
  • 細かくつないでくるオーストラリアに対し、井出口と山口が走りまくってプレスをかけ、ボールを奪う。
  • 長谷部はバランサー。
  • 大迫はポストプレーで乾と浅野にボールを散らす。
  • 乾はテクニックで、浅野は速さで、相手の裏を突く。
  • あとは、前の三人でなんとか点を取ってこい。

 

この布陣、2010年南アフリカW杯のスタメンに似てる。本田が急造1トップ。両サイドにテクニックの松井と足の速い大久保。アンカーは阿部。浅野は、かつての野人・岡野にかぶるところがありますが。

要するに、しっかり守って、ハイプレスでボールを奪い、カウンターで点を取る。

それだけを徹底し、それ以外は捨てる。そんなハリルホジッチ監督の決意と覚悟が透けて見える布陣。

なるほど。単なる大博打ではなく、研究し尽された上に編み出された戦術、スタメンだったんですね。

結果、完勝といってもいい、2-0。まさかオーストラリア相手にここまで快勝できるとは、思ってなかった。

 

ハリルホジッチ監督は、自分たちの型を固定するのではなく、相手に合わせて戦術や布陣を思い切って変える。

メンバーも、過去の名前や実績ではなく、コンディションで決める。

短期決戦に強い監督なのかもしれません。

 

戦術面だけでなく、この試合、ジャッジに抗議し、通訳の人にまで怒鳴って突き飛ばさんばかりに怒ってた場面があった。

あれも作戦のうちだろう。この試合がどれだけ重要か。ある意味、戦争だ。監督も選手と同じで、デュエルしているんだ。そんな姿勢を見せた。あの場面は、グッときましたね。あれで選手にも気合が入ったような気がします。

 

ブラジルW杯で、アルジェリア代表監督としてベスト16に進出し、優勝したドイツと死闘を演じたあの感動的な試合を、日本代表監督としても見せてほしいです。

 

勝因2.井手口の攻守にわたる活躍。

 

しかし、このメンバーで誰がキッカーを務めるのか?

そう思ってると、コーナーを蹴ったのは、最年少21歳の井手口。

チームのガンバ大阪でも遠藤がいて蹴らせてもらってないのに、代表でキッカーとは。

でもなかなかいけるじゃないか。

この時はまだ、井手口があんなスーパーゴールまで決めてしまうとは、思ってもいなかった。

井手口の最大の売りは、無尽蔵のスタミナと、ボール奪取能力。コーナーをさっき蹴ってたのに、もうピッチの反対側までディフェンスに戻ってきてる場面があった。

しかも後半になっても全然運動量が落ちない。そして82分、あのワールドクラスのスーパーゴールで、オーストラリアにとどめを刺した。

顔つきや落ち着いた雰囲気が、若い頃の中田英寿と似てますね。ヤンチャそうな顔なのにインタビューでも落ち着いてるな、と思ってたら、もう結婚しててお子さんもいるんですね。

これから、ガンバ大阪は遠藤のチームから井手口のチームになることでしょう。そして近い将来、海外に羽ばたいていくでしょう。日本代表の将来を背負ってほしい。今後が楽しみです。

 

勝因3.大迫の強いポストプレー。神トラップ。

 

日本の勝利、井手口や浅野の活躍を語るうえで、大迫の貢献ぶりは外せない。

あれだけ相手を背負いながらポストプレーをこなせるFWって、ここ最近の日本代表ではいなかった気がします。

そして何度も見せた神トラップ。うますぎてため息が漏れた。

ドイツでもまれ、今やハリルジャパンの戦術には欠かせない選手となりましたね。

おわりに。

 

まあ誰が見ても、こんな感想になるでしょうね。

井手口や大迫以外のメンバーも、控えメンバー含め、みんなが一体となって掴んだ勝利ですね。

とにかく、勝ってよかった。

スポーツバー観戦も、楽しかった!

次のアウェーのサウジアラビア戦は、どんなスタメンになるのか。

出番のなかった柴崎、本田、香川、武藤などの選手で構成するのか。

個人的には、柴崎を見てみたいけど、果たしてどうなるか、楽しみです!

あと、Aグループの韓国がプレーオフに回るのか。アルゼンチンは無事W杯に出られるのか。オランダは本当に終わってしまうのか。12月のW杯抽選で、日本はどこと対戦することになるのか。

見どころがありすぎて、辛いです!

 

 

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