素人論評かオリジナルストーリーか。戦争はダメ平和が一番。

ここ最近、ずっとブログを更新できなかったり、更新したかと思えば、赤面噴飯青春メモリーを書いてみたり。

いつもにも増して挙動が異常だったのは、他でもない、ロシアのウクライナ侵攻があったからです。

今回の戦争が始まり、衝撃を受け、これについて書きたいと強く思った。

なぜこんなことになってしまったのか。これからどうすべきなのか。

問題を理解しようと、自分なりに勉強した。両国の歴史。これまでの経緯。ウクライナとロシアの言い分。ゼレンスキー大統領とプーチン大統領の経歴。欧米、NATO、国連、取り巻く国際社会。両国の国歌を聴き比べながら調べる日々。

しかし、調べれば調べるほど、書けば書くほど、分からなくなった。書きたいけど、書かない方がよいのではと思った。

このブログの下書きには、葛藤にまみれた一万字ほどの駄文が眠っている。このまま葬り去るのも忍びないので、「簡潔に」まとめてみます。

いかなる理由があれども軍事侵攻は許されない。犠牲になるのはいつも一般の人達。

もし自分がウクライナ人なら。自国を蹂躙するロシアを、決して許せないだろう。

自分が独身なら、間違いなく志願兵となるだろう。仮に死んでも、国の英雄となれる。だけど家族のいる今は違う。自分が死ねば誰が家族を守るのか。勲章で飯が食えるのか。たとえ非国民だと言われようが、逃げて生き延びる道を選ぶのかもしれない。

NATOとかEUとか、どうでもいい。とにかく、この戦争を早く止めて下さい。助けて下さい。元の生活に戻して下さい。そう思うだろう。

一方で、もし自分がロシア人なら。今回の蛮行に堂々と異を唱えられるだろうか。見ないふりをしてしまわないか。NATOのせいだと言い張るのか。軍事侵攻を支持すれば飯を食わせてやる。反対すれば逮捕する。byプー。そう言われれば、支持せざるを得ないだろう。

そんなことより、制裁で苦しくなる目の前の生活をなんとかしてくれ。YouTube、ユニクロ、pornhubを使わせてくれ。そう思うだろう。

今回の件で学んだのは、他人を当てにしてはいけないということ。自分の国は自分達で守らないといけないということ。

皆、助けてはくれる。支援物資を送ったり、制裁で敵を弱らせたり。国連はカッコいい非難声明を儀礼的に出してくれる。建物は水色と黄色に照らし出され、寄付やデモで、一生懸命、応援してくれる。

でも、戦うのは自分。誰も一緒に戦ってはくれない。核放棄してくれれば、攻められた時「助けて」あげるよ。たとえそう約束していたとしても。助けてはくれてるから、嘘じゃないのかな。

綺麗な言葉で支援や連帯を叫ぶNATOやEUも、そのNATOやEUにウクライナが参加することは、認めてくれない。

それはそうだろう。みんな自分のことで余裕がないし、そこまでの義理も見返りもない。他人のために戦い、自分達が死ぬのは許されない。他人を助け、自分達が貧しくなるのは許されない。

ロシアの侵攻を憎めど、ロシアの資源は欲しい。望むと望むまいと、この世界は持ちつ持たれつ。現実は複雑で厳しい。

今後、世界はどうなっていくのか。ウクライナは、ロシアは。中国は、台湾は。そんな中、日本はどうすべきなのか。ウクライナを見てもまだ、アメリカが身を挺して日本を守るため「戦って」くれると信じるのか。ロシアを見てもまだ、９条があるから他国は日本に侵攻してこないと信じるのか。JAPAN State、日本省、ヤポニヤスク。このままではどれかになってしまう。人権がある？分JAPAN Stateがいいけどなぁ。

戦争はダメだ。平和が一番なのだ…

そもそも、そんな誰でも知ってる、当たり前体操なことを、平和ボケした極東の島国の門外漢のおっさんが、生半可な付け焼き刃と妄想だけで、ドヤ顔で記事にしてもいいのだろうか。ただの自己満足、自己陶酔ではないのか。

この前見かけた、駅の通路を塞がんばかりに集結し、ウクライナの国旗とプラカードを掲げ、戦争反対！ウクライナを守れ！自民党許さない！給付金よこせ！などと声高に叫び、僕の通行を妨げた日本人の集団と、まるで変わらないのではないか。

でもそもそもブログなんて、自己満足、自己陶酔の場だ。無関心よりはマシだ。ただの考えすぎだ。想いは言葉に。はてなブログさんも、そう言ってるじゃないか…

簡潔と言ったくせに、既に長い。1500文字以上もある。いい加減にしろ長すぎるぞ。簡潔を寒い尻だとでも思ってたのか。むしろ一万字も何を書いていたのだ。お前は阿呆なのか馬鹿なのか尻フェチなのか。自分を小一時間問い詰めたい。尻フェチに関しては別記事でじっくり語りたい。

そして書いてみて、改めて思った。

お前に言われなくても分かっとるわ。そんな内容ばかりだった。調べたと言っても、一次資料どころか、ニュースやネットの聞き齧り、果ては自分の妄想にすぎなかった。

そんな誰でも書ける素人論評よりも、自分にしか書けない物語を、書くべきなんじゃないのか。暗いニュースが多い今こそ、ピュアで阿呆なストーリーを読みたい。少なくとも僕は。その結果発表し大滑りしたのが、前記事の「りっちゃんの思い出」シリーズでした。

りっちゃんの思い出　後編　〜僕らは愛の花咲かそうよ〜 - ぞうブロ～ぞうべいのたわごと (elep-peace.com)

自分の読みたいことを書けて、少なくとも僕は満足しています。大変失礼いたしました。

素人論評か、オリジナルストーリーか。

どっちにせよ、自分が読みたいことを書けばいい。書きたいことを書けばいい。自分のブログなんだから。人様が読んでくれるかはおいといて、まず自分が読みたいものでないといけない。自分が面白くても、他人が面白いわけではない。自分が面白くないものは、他人も面白くない。

「読みたいことを、書けばいい。」田中泰延さん著

何度でも申し上げますが、僕のバイブルです。文章を書いてて悩んだりしたとき、いつも読んでます。すると、なんだか書けそうな気になります。

というわけで、どっちも読みたい僕は、青春噴飯ストーリーに続き、素人論評も書きあげることにした次第です。めでたくダブル滑りを達成。「しかし、すべるのがスキーだ」by田中先生。

戦争はダメ、平和が一番。自分はウクライナ人でもロシア人でもないから、詳しくは分からないけど。

当たり前体操なことを並べた挙句、そんな小学生みたいな感想に収束してしまうのが情けなくて書けなかった。

けど、こうして書いてしまいました。

最後に言いたい。戦争はダメ。平和が一番。何回言うねんもうええわ。どうもありがとうございました。