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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

自分自身も変異しました

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コロナ禍から一年以上がたった。娯楽が消え、仕事と子育てのみの日々。

 

いつまで我慢すればいいのか。いつ元の生活に戻れるのか。

当初は、政治家やマスコミ、中国やWHOに怒っていた。でも今や、何の気持ちもなくなった。味気ないスポーツ無観客試合も当たり前になった。

これが新たな日常になった。慣れって恐ろしく、凄いと思います。そもそも文句を言ってもどうにもならないからね。

 

唯一思うのは、この一年二年が貴重な10代20代に当たってしまった人達は、本当に気の毒だなということ。だからなんでも若者のせいにしたら可哀想。まあそれくらいだ。

 

そういや以前は毎週末、夜の街で飲んだくれてたのに、今では1ヶ月に缶ビール一本飲むか飲まないか。酒の味なんて忘れた。

そして、かつての遊びも忘れた。

居酒屋。カラオケ。麻雀。スポーツバー。スポーツ観戦。食べ歩き。マラソン。フットサル。野球。ゴルフ。夜の街。

一体自分は何してたんだろう。もはや思い出せない。

友達と遊びたいとも、思わなくなってしまった。

娯楽なんて、もう忘れてしまった。

 

友達とLINEで久々にそんなことを話してたら、こう言われた。

「お前自身が変異しとるがな」

 

変異。それが進化か退化かは分からない。だけど確実なのは、環境の変化に適応しているということ。生き残るためなのは、ウイルスも人間も同じだ。

 

ただでさえ憂鬱なGW明け。緊急事態宣言下のGWを消化不良で終え、カレンダーを見ると7月中旬まで祝日がない。

でも絶望することはない。どうせ仕事と家事子守の二択しかないのだから。

 

今の環境の中で、それらをいかに充実させるか。楽しむというより、メンタルを維持する。そのためならすすんで自らも変異株となろう。

 

失うものも多いけど、その分気楽になれる。そして新しく得るものもある。かもしれない。

 

一つ確信してることがある。

いつになるか分からないけど、コロナ禍が終わり、以前のように居酒屋で仲間と乾杯するとき。カラオケで歌うとき。満員のスタジアムでスポーツ観戦するとき。

自分はきっと、涙してしまうに違いない。

 

ワクチンを打ち、コロナ禍が落ち着くまで、もう少しの辛抱。多分だけど。楽しく変異しつつ、頑張りましょう。