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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

セカンドカーが欲しい

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今日から長男の保育園が週5になる。嫁さんからすれば、待ちに待った日。だけど俺にとっては悲しい日。通勤で車が使えなくなるからだ。

 

我が家には車が一台。嫁さんがお父さんにもらった2005年製三菱ア○トランダー。かつての俺の愛車、1997年製のチェイサーをスクラップに追いやった憎きアウトランダーだったけど、今はすっかり慣れた。

でも走行距離は14万キロを越え、パワーウィンドウは壊れ、ルーフモールは吹き飛び、あちこちガタがきているランダー君。寂しいけど、お別れの時が近づいてるようだ。まあ20万キロまでは頑張るけどね。

 

家族が4人になり、ファミリーカーがそろそろ欲しいな。でも、ノ○、ヴォ○シー、セ○ナみたいな、いかにもなファミリーカーは、ワクワクしないから嫌だな。できれば外車がいいな。ついでに新車がいいな。そんなことを話す嫁。家のローンがあと5千万残ってることをご存知かい。その言葉をグッと堪え、聞き流す。

 

それても、新しい車はほしい。

と言っても、家の車は正直、ファミリーカーでもアウトランダーでも、何でも良い。

それよりも、自分だけのセカンドカーが欲しいのだ。

そりゃ本音を言えば、ランボルギーニのウルスが欲しい。でもさすがに無理なので、軽のワンボックスがほしい。

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写真よりも、もっとボロくていい。というか、ボロければボロいほどいい。予算は10万円だ。

 

無骨なデザイン。安価。何より便利。

荷物も載るし、車中泊もできる。かりに家を追い出されても安心だ。

ナビなんていらない。音楽はラジオでいい。俺だけの完璧なプライベート空間。俺の妄想は膨らむ。

 

数年後の夏のある日。ユニクロのTシャツ短パン、頭には麦わら帽子、首にはタオル。トランクには虫取り&磯遊びグッズ、それに嫁さん弁当の入ったクーラーボックス。息子2人を乗せ、ふらっと海に向かう。BGMはラジオの甲子園中継。

こんなボロい車、カッコ悪いよ。そういう息子に、俺は言う。

 

いいかい、たしかに金があれば、いい車なんてすぐ買える。でも金で買えないモノも沢山あるんだ。そしてそれこそが、人生で一番大切なんだ。まあウチには金もないけどな。

 

何だよそれ。あーあ、こんなことなら、いつものファミリーカーで来ればよかったなぁ。でもいいや、こっちのボロ車の方が、なんか冒険してる気持ちになるもんね。

 

やろ?男は見た目じゃない、中身やぞ。というかボロ車とは何だ。おっ、海が見えてきた!

わーいわーい、海だ!お父さん、今日は魚獲れるかな?

おう、もちろんよ!よし行くぞ!

ブゥーーーーン、、、、、

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https://so9-store.com/vanlife/vanlife_vs_camping-car/

 

これから当分、自転車、電車、バスを乗り継いでの通勤が始まる。

さて仕事頑張ろう。未来のセカンドカーライフのために。