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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

既婚警官が壮大な不謹慎コントを演じた3つの理由を考えてみた。

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2017年2月14日。

ここ数日は、衝撃的なニュースが続き、波乱続きのバレンタインデーだった。

そんな中、巷で話題の「既婚警官」について、なぜ彼があのような愚行を起こしたかについて考察してみたので報告する。

 今年のバレンタインデーは、衝撃ニュースラッシュ。

衝撃度で群を抜くのは、なんといっても、北の憎めないゆるキャラ的元プリンス・金正男氏が、マレーシアで暗殺されたことだろう。世界中が衝撃を受け震撼した。

実行犯として女性二人、男性一人が既に逮捕されたが、捜査が進み詳細が明らかになるほど、この映画007みたいな事件の闇の深さ、そして北朝鮮という国の狂気じみた恐ろしさが浮き彫りになる。

 

経済界では、東芝が原発事業の失敗により7000億円の損失を計上。決算報告も一か月延期。主力の半導体事業売却までちらつく始末で、日本を代表する家電メーカーおよびサザエさんが危機に瀕している。

 

海の向こうでも、トランプ大統領の側近、フリン大統領補佐官が電撃辞任。

突然の入国禁止措置でのドタバタに続き、トランプ政権は船出早々踏んだり蹴ったりだ。

 

芸能界では、女優の清水富美加さんが「幸福の科学」に電撃出家。ブラック芸能事務所とカルト新興宗教の全面対決という屈指のワイドショー的好カードを作りあげた。

ブラック事務所のイメージ悪化の流れを逆転させたのはまさかの暴露本電撃出版。全部言っちゃうねだそうだ。さらにはバンドKANA-BOONの飯田氏と不倫していたことも発覚。

本人、事務所、宗教団体、カナブン、白いのが一人もいず、まさに誰得四つ巴プロレスである。

 

先行き不透明で閉塞感と不安に満ち溢れた、この現代社会。

そんな中、ある男のニュースが、日本中を駆け巡り、お茶の間に一筋の光じゃなくて失笑をもたらした。

 

「既婚警官」がバレンタインに贈る、不謹慎コントの最高傑作

まずは、心してこの記事を読んでみてほしい。

headlines.yahoo.co.jp

 

要するに、こういうことだ。

  • 既婚の中年警官が、不倫相手との結婚式を企画
  • 披露宴直前、新郎側にゲストが誰も来ず、初めて既婚が発覚。会場は修羅場に
  • テンパった既婚警官が自ら親族に連絡し、警察まで出動する騒ぎに。その後懲戒

まず最初に言っておきたいのは、被害に遭ってしまった女性およびその親族友人、そしてこの男性の親族の気持ちを思うと、いたたまれないということ。

怒りを通り越して情けなさで一杯であろう。あまりにひどいこの愚行。同情を禁じ得ない。

式場のスタッフの方たちも、駆け付けた警官も、さぞ困惑したことだろう。

 

しかし、同時に、不謹慎にも私は、こんなふうに感じてしまった。

なんという、このコントの完成度の高さ

なんという、この男の間抜けっぷり

そして、なんという、この「既婚警官」という言葉のキャッチーさ

 

こうなると、アメリカで辞任した大統領補佐官の名前がフリンだということも、偶然の一致とは思える。

 

 

数か月も前から結婚式の段取りを進め、相手の親にも会い、

会場や料理や引き出物、新婦のドレスに至るまで着実に決定していき、

「おめでとうございます!」と式の打ち合わせのたびに笑顔で祝福してくれる式場のスタッフと談笑して喜んでいたであろう新婦を横目で見ながら、

彼は、一体何を考えていたのだろう。

 

披露宴当日。

実際は誰一人も声をかけてなくてすっからかんの新郎席を見たとき、

新婦の親族に囲まれ詰問されボロカスに罵倒されていたとき、彼は何を思ったのだろう。

まさか、本当にばれずにこのまま二股を続けられるとでも、思っていたのだろうか。

 

事実を告げられ、放心の涙にくれる新婦と、怒り狂う親族。

自分でおさめることもできず、自分の親族に助けてくれと泣きついたとき。

そして自分の仲間である警官が駆け付け、呆れられて連行されていくとき。

彼は一体、何を思ったのだろう。

今すぐにでも巨大隕石が降ってきて地球に衝突してくれないかと願い、メテオメテオと呟いていたのではないだろうか。

自分の不始末を隠蔽するために、自ら時魔道士となり、地球ごと消し去ろうとしたというのか。想像するだけで恐ろしい。

 

しかしここで、彼の真意について、前向きに3つの可能性を考えてみたい。

まず、もしかして、実は何も考えていなかったのか、ということ。

もしそうなら、彼はとてつもない超弩級の大物だ。心臓に毛が生えているどころの騒ぎではない。全身毛ダルマ、マウンテンゴリラかまっくろくろすけ、物の怪の類だ。

 

それとも、永遠の愛(二回目)を誓うために、何か特別なサプライズを企画して、考え抜いた末がこの演出だったのだろうか。

もしそうなら、彼はとてつもない愛戦士だ。愛ゆえに人は悲しまねばならぬ、愛ゆえに人は苦しまねばならぬ、、、そう、聖帝サウザーがこの乱世に舞い降りたとしか思えない。

 

はたまた、あえて茨の道を選ぶことで、艱難辛苦の中で自身を昇華させ、悟りを開こうとしたのだろうか。

もしそうなら、彼は仏だ。仏陀だ。いや、それどころじゃない。仏陀、イエスキリスト、ムハンマドなど神々を束ねる地球の至高神、主エル・カンターレ、つまり大〇隆法だ。

そうすると、このタイミングで清水富美加さんが幸福の科学に出家したのも、あながち偶然とはいえるだろう。

 

マウンテンゴリラかまっくろくろすけあるいは物の怪並みの、何事にも岩のごとく動じない強靭な精神力。

聖帝サウザーばりの、愛に苦しみつつも愛に生き、愛に殉じる地合いに満ち溢れた聖母のような慈愛。

神々をも凌駕し、若手人気女優をも虜にしてしまうほどの圧倒的カリスマ。

まさに、男の中の男、鑑の中の鑑、マンオブザマン、ミラーインザミラー

どんな言葉を使っても形容しがたい。まさにかの国でいう、将軍様だ。絶対神だ。。

 

 

ちなみに、調べに対して彼(巡査部長)は事実を認め、こう供述した。

どうしようもなかった。ずるずるとこのようになってしまった。女性には申し訳ない。

 

この窮地に至っても、最後まで笑いとユーモアを忘れないその姿勢

この世知辛く先行き不透明な世界に、しかもバレンタインデーに、人々に笑顔をふりまくその圧倒的奉仕の精神

もはや私のような俗物には、彼をたたえる言葉が見つからない。

見つからないのだが、あえて言わせていただくとするならば、

陳腐な言葉で申し訳ないが、まさに、屑の中の屑、ゴミの中のゴミ、デブリインザデブリ、とどのつまり、放射性廃棄物である。

 

おわりに

 

日本では重婚は禁じられています。

また結婚しているのにそれを隠して別の女性と結婚式を挙げようとしてもいけません。

男性諸君、気を付けましょう。

女性諸君、悪い男性に騙されないようにしましょう。

 

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