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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

奨学金という名の学生ローンを完済しました。

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気づけば奨学金を完済していた。

大学と大学院(中退)、合わせて約400万円。

大学は無利子、大学院は有利子。

月づき2.5万返済を20年。奨学金という名の学生ローン。

特に20代の頃は、きつかった。

給料は少ないし、飲み会は多いしで。

何回か、支払いを延滞してしまったこともあった。

 

あれだけ苦労して京大に入ったんだから、少しはまけてくれればいいのに。

偏差値の高い学校に行けば、奨学金の一部でも、返済を免除してくれればいいのに。

悪い意味での平等なんて、いらんわ。

そんなことを本気で思っていた。

 

でも、逆もしかりだった。

お前は大学時代、ろくに学校にも行かずギリギリで卒業したポンコツだから、無利子は撤回な。

お前は大学院を中退した落ちこぼれだから、返済額は割増な。

そんなこともなかった。

キチンと勉強し、卒業した人と同じだった。

平等万歳。平等最高。

 

おまけに、社会に出てからは、学生時代に勉強した化学とは、全く関係ない仕事に就いている。

まさかあの頃、自分が大嫌いな物理を飯の種にしているなんて。

大学院はキチンと卒業しとけよ。当時の自分に小一時間説教してやりたい。

 

そんな自分に対して、

大学時代に投資したのに、社会人になって全然活かせてないじゃないか。

大した税金も納めてないし。今すぐ金返せ馬鹿野郎。

そう凄まれることもなく、20年間、平等に待って頂いた。

 

いずれにせよ、学生ローンとも揶揄される奨学金。

家がそんなに裕福じゃなかった僕が、大学、大学院に行けたのは、紛れもなく、その奨学金のおかげだ。

ありがとう。感謝しています。

 

でもやっぱり、特に若い時の返済はキツかった。

だから、今後はもう少し、学生に優しい制度になってほしいとは思います。

成績がよければ一部免除とか、

学生時代の勉強が仕事に活かせれば一部免除とか、

勉強する気を促進してくれる仕組みなら、ありがたいな。

甘えなら、ごめんなさいね。

 

こうして、せっかく奨学金という名の学生ローンを支払い終えたというのに、気づけば住宅ローンという、桁違いに巨額な負債を抱えていた。

な…何を言ってるのか分からねーと思うが以下略。

約5000万を35年返済。返済完了は73歳。

文字通り、死ぬまで働かないといけない。

あれだけローンに懲りたはずなのにね。

僕の(奥さんの)夢であるマイホームは、僕の墓標でもあるのだ。

ローン万歳。お金は大事。

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https://shogakukin.jp/13loann/