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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

3回目の抗がん剤、上司のパワハラ、SNSのネガティブ

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3回目の抗がん剤を無事打ってもらうことができた。なかなか白血球の値が戻らず2週間延期した2回目と違い、スケジュール通り。また、体調もいい期間が長かった。2回目の抗がん剤の量を4/5に減らしていたことも関係しているのかもしれない。まだ3回目。しかし全8回中3回まできた。

 

そのおかげか、僕は自分のことで悩む余裕があった。

上司に新人の前で理不尽に叱責され、酷い、無責任だなどと言い捨てられ、落ち込んだ。見せしめ的教育。そもそも他の人が教育担当をしないから自分がすすんでやっているのに。新人教育にやりがいを感じて頑張ってたのに。無責任はひどい。異動や。辞めてやる。文句を行ってやる。

社内の第三者相談窓口に駆け込み、色々アドバイスをもらい、結論、一週間後、第三者を介在させず、上司との面談で一対一で直に嫌だった事を伝えた。叱責はいいけど、せめて新人君の前ではなく、個別にお願いしますと。異動もクビも覚悟だった。声が震えた。

上司は、バツの悪そうな顔で言った。

「実は自分も言いすぎたと思っていた。自分の悪い癖だ。一週間もしんどい思いをさせて悪かった。直さないといけない。今回勇気を振り絞って直接言ってくれてありがとう」

ほっとした。しかし

「でも君もこういうところが〜、新人教育とは〜」といつもの説法も忘れなかった。思わず笑ってしまった。この上司も、自分も、そう簡単に変われない。だからこそ、相手への理解とリスペクトを忘れてはならない。

第三者相談窓口にも御礼をした。第三者の介入は、無しで済んだ。

それが先々週、先週の話。

土日の息子達との男旅でLP(ライフポイント)と引き換えに気力を回復させた今週。まだ自分のダメージは正直完治していない。しかし気持ちを前向きに切り替えて頑張る。自分の機嫌は自分で取るしかない。大丈夫、自分にはロマサガRSとNIKKEの水着イベント、それに週末のぞうべいリサイタル、要するにピアノとカラオケがある。

 

話を戻そう。3回目の抗がん剤を打った嫁さんは、当日夜からしんどそうだった。1回目と同じくらい。気持ちが悪くて起きられない。心配する息子達を寝かしつけ、心を鎮めようとする。

しかしSNSには、都知事選に挑戦した元候補達を過剰に叩く言葉が溢れている。戦い終えた人達に対するリスペクトのかけらもない心無い言葉達。そらいじめもなくならんわ。他人を叩いても自分の順位が上がるわけではない。むしろ汚れ、下がるだろう。でもネガティブな言葉の力は、ポジティブな言葉よりも、残念ながら強い。ネガティブな声にかき回され、自分も闇堕ちしてしまいそうになる。いや、闇堕ちしてしまった。自分の庭を汚い言葉で汚してしまった。大いに反省。しかし言った内容に後悔はない。だから削除はしない。同じ過ちはしないぞという自分への戒めも込めて。

 

そんなこんなで、眠れないまま、朝を迎えた。どんな状況でも、朝は来る。子供達を送迎し会社へ。上司を気にしてる余裕なんてない。

今日からはまた岐阜から義両親が看病に来てくれる。僕の胃は痛むが大変助かる。今週末のぞうべいリサイタルは無しかな。来週に期待しとくれやす。

いつか戦いは終わる。なんとか一日一日を、凌いでいこうと思う。