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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

嫁さん帰還。胃痛でダウン。ジョーカー召喚。

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2月17日。手術から3日。ついに嫁さんをお迎えにあがることに。子供達二人を車に乗せ、大阪の都市高速を爆走すること1時間。嫁さんのホテルに到着。

ホテルからよろよろと出てきた嫁さんを見つけた子供達。3歳のママっ子の次男は、物凄い勢いでママに突進。心配になるくらいの勢いでママの足に抱きついた。6歳の長男は、恥ずかしがりながらも、嬉しそうにはにかんでママの周りを走り始めた。

たった3日間、されど3日間。短いようで長かった。また家族が揃った。

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これでようやく、第一段階クリア。とはいえ、本来なら術後1週間は入院するところ。まだまだ嫁さんは絶対安静。なのでむしろ、嫁さんが家に帰ってきてからの方が大変に違いない。

あいにく土日は子守。さらに月曜は子供達のお弁当作りというウルトラハードミッション。恥ずかしながら弁当なんて作ったことない。果たして出来るだろうか。その前に自分の体力気力が持つだろうか。正直、だいぶ疲れが溜まっている気がする。

嫁さんを家に迎え入れ、家事子守に奔走し、ふと一息ついた夜。無性に胃が痛い。あーやってしまったかな。これはきつい。明日は日曜。どうしよう。このままではやばい。子供達と約束した公園にも行けなさそうだ。

翌朝。家に帰ってきた嫁さんは、ホッと一息ついたのか、素に戻り、そして凹んでいた。誰とも会いたくない、気を遣いたくないと、塞ぎ込んでいた。一方の僕も胃が相変わらず痛い。僕も嫁さんもイライラしてしまいそう。このままでは。

よし。切り札、いやジョーカーを召喚しよう。

僕は腹を決め、携帯を手にした。

「どないした?」電話口で大声で話す相手は、僕のオカンだ。嫁さんの状況を報告し、僕は言った。

「すまん、ちょっと子守を助けて欲しい」

結婚してから子守のヘルプを出したのは、初めてだった。

「きけた(疲れてしんどくなった)んか。よっしゃ分かった、行くわ」

本当にありがたい。唯一の懸念は、オカンが暴走し、デリカシーのない言葉を嫁さんにポロッと言うかもしれないこと。そのリスクは分かっていたが、背に腹はかえられない。胃の痛みが余計に酷くなった気がした。

(続く)