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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

社会のマドハンドに負けないために

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出る杭は打たれると言う。けど実際は、出てない杭でも、地中からの無数の手に足を引っ張られる。

お前ごときが抜きん出ることは許さん。そう言わんばかりに。

むしろ、出てない分、地中からは手が届きやすいのかもしれない。

このご時世、コロナ禍で心が荒んだせいか、自分が抜きん出るために他人を落とす、安全地帯から八つ当たり、そんな人間が増えた気がする。

 

そう思った時、私はふと、あるゲームのモンスターを思い出した。

そう、マドハンドだ。

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ご存知かもしれませんがマドハンドといえば、ドラゴンクエストシリーズの有名モンスター。地中からおどろおどろしい手を出した奴は、単体ではそれほど強くない。むしろ何の特技も持たないただの雑魚。

 

しかし奴は、とにかく仲間を呼びまくる。一人だと戦う勇気がないのだろう。奴は倒しても倒しても、新しい仲間を呼び、数で圧倒してくる。執拗に足を引っ張ってくる。鬱陶しいことこの上ない。

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 ドラクエ3 マドハンド - Bing images

でも所詮、雑魚の群れ。相手にせずほっとけばいいじゃないか。

そう思っていると、奴らはたまに、だいまじんという強敵を連れてくる。この筋肉隆々の半裸男性は、とにかく怪力。マドハンド達は私たちを指差し、大魔神にニヤニヤ語りかける。アイツらが僕達をいじめる。誹謗中傷する。懲らしめてやってよ。しょっぴいてください。

脳筋大魔神は、思考しない。友達のマドハンドに言われるままに、初対面の私たちを、わけもなくただ殴ってくる。運悪く痛恨の一撃を喰らえば、命を落とすこともある。

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だいまじん: ドラクエ3 攻略ゲームプレイ日記@攻略情報局 (sblo.jp)

 

まさに、虎の威を借る狐。北斗の拳のジャコウ。ドラえもんののび太。ドラクエのマドハンド。

マドハンドは実に鬱陶しいモンスターなのだ。ゲームでも、リアルでも、関わるとロクなことがない。

 

では、現実社会に巣食う無数のマドハンドたちに、どう立ち向かえばいいのか。

一番は、研鑽を積みレベルアップし、強力な全体攻撃呪文で一網打尽にすること。キガデイン、イオナズン、ザラキーマ。めちゃくちゃ爽快な瞬間。突き抜けた杭はもはや誰にも叩けない。

しかしマドハンドは無数に湧いてくる。いちいち呪文を唱えていたら、こちらのMPが尽きてしまう。MPとはドラクエではマジックポイント、実社会ではメンタルポイント。相手にするだけでメンタルをごっそり削られてしまうのだ。

 

なので、最小限のMPで処理するのが賢明だ。ニフラムで消し去りたいところだが、奴らはアンデッドではなく、なかなか消えてくれない。

ならば、トヘロスだ。自分のテリトリー、SNSアカウントにはトヘロスを唱え、マドハンドとの遭遇を防ごう。しのびあしで歩き、レムオルで姿を消そう。

 

うっかりくちぶえを吹き、奴らに襲われてしまったら。仕方ない、ルーラで逃げるが勝ちだ。職場がマドハンドだらけなら、そんな会社からはリレミトだ。モタモタしてたら目にはマヌーサ、脳みそにはラリホーがかかり、しまいには大魔神に撲殺される。さあ今すぐに目をザメハ。

 

それでも逃げられず回り込まれてしまい、大魔神にタコ殴りにされたら。ありったけのMPを振り絞り、ドラゴラムと叫ぼう。ツイートしよう。竜になどなりたくないが仕方ない。その怒りと悲しみは、紅蓮の炎となり、全ての敵を焼き尽くす。

 

メンタルポイントも残り1となり、いよいよ追い詰められたら。最終手段、あなたのSNSアカウントでメガンテだ。

このご時世、メガンテしても命までは取られない。冒険の書は消えるかもが、ソフトは壊れない。何度でも新しい冒険の書を作り直せる。

ただし、リアルメガンテはダメゼッタイ。現実社会ではいのちだいじに。

 

いちいちマドハンドを相手にしてたら、心がメダパニる。心のトヘロスでポジティブオーラを纏おう。心のフバーハでネガティブオーラを無効化しよう。そうすればマドハンドは近寄ってこなくなる。

 

もし疲れたら、この記事を読んでね。そしたら貴方の心にホイミがかかります。そのためにも、心のルーラのブックマークをしておいてね。心の何とかって言えばいいと思ってますね。きめんどうしみたいな顔して。そんなお口にはマホトーン。

 

何が言いたかったんだっけ。そうそう、久しぶりにドラクエやりたい。時間を忘れて没頭したい。