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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

GLAYってこんなにカッコよかったっけ。松坂世代リーマンに喝を入れてくれてありがとう。

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仕事、家事、育児に疲れ切った私の数少ない娯楽。それは夜中嫁さんと子供が寝静まった後にネットサーフィンをする一人の時間。グラスにはハイボールまたは氷水。一番の至福のとき。

そこで出会ったこの動画。


GLAY / I'm in Love (Live ver. / 2009.8.16)

GLAYってこんなにカッコよかったっけ。

 

 

38歳松坂世代のおじさんにとって、GLAYは青春時代のど真ん中だった。

HOWEVERやBELOVEDなど、全盛期の勢いはまさに圧倒的だった。

打者で例えるなら.367 52本 146打点で三冠王落合博満。

投手なら24勝0敗1S、1.27で沢村賞田中将大。

当時のGLAYは出せばなんでも飛ぶように売れた。とにかく負けなかった。だから「1997年GLAY=2013年マー君」だと言って差し支えない。

 

当時、「I'm in Love」はベストアルバム「DRIVE」のDISC1の最後の曲という認識しかなかった。いい曲だけどどこかで聴いたような曲だな。GLAYの快進撃、いわゆるTAKURO節にもちょっとお腹いっぱいになってた時期だったので、正直ちょっとうざい感じだなとしか思っていなかった。

 

しかし、大人になり、ライブバージョンを改めて聴くと、とんでもなくいい曲だ。

 

この動画の2009年8月当時、TERU、TAKUROは38歳。今の私と同い年だ。

HISASHIは37歳、JIROは36歳。転職仲間と同世代だ。

みんな信じられないくらいカッコいい。何よりみんな、いい顔してる。輝いてる。眩しすぎて正視すらできない。

何が私たちと違うんだ。仕事や家庭に忙殺され、平日の昼食時は疲れ切って言葉も出ず、口を開けば愚痴と下ネタばかりの私たちと。

人間とは平等に年齢を重ねる生き物ではなかったのか。

 

彼らは明確な夢や目標を持ち、たゆまぬ努力でそれを叶えてきた。どんなときも4人で突っ走り、J-POP界のTOPに君臨し続けてきた。

それらが全て音や表情に出ていて、本当にカッコよすぎて、おっさんは涙ちょちょぎれた。TAKUROみたいな熱くカッコいい涙なんて、もう出なくなってしまったよ。

 

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https://rockinon.com/news/detail/158602

 

1997年GLAY(=2013年マー君)と同じか分からないけど、私の人生で最も充実していたのは1997年だった。そりゃそうだ高2だから大体みんな同じですね。田舎で勉強ばかりの毎日だったけど、夢も野心もあり、何より数少ないモテ期が到来し、とても充実していた。

 

2018年、38歳になり、年は取ったけど、何も成し遂げられていない自分に愕然としてしまう。1997年高2当時のイケイケな自分が今の自分を見たら、何を思うだろう。ショックのあまり自害してしまうかもしれない。

そして今の自分は、とてもじゃないが、当時の自分の前に胸を張って出ていけない。2018年の自分も、2017年の自分も…毎年そうだが、特に2010年以降の低下が激しい気がする。なぜだろう。加齢?過去は美化しがちだけど、それでもなあ。

 

理由は簡単だ。俺はまだまだこんなもんじゃない、今に見とけよと思いつつも、酒と女とゲームに溺れてきた。頭痛を言い訳にして、サボってきた。まあこんなもんだよ、これが人生なのさと自分を納得させてきた。山ほど失敗し、挫折してきたのに、そのまま変われなかった。

挫折は人生の糧になるが、挫折しっぱなしだとダメだ。絶対リベンジしないといけないのに、挫折というぬるま湯に浸り続け、出られなくなってしまった。

 

嫌な仕事や数々の理不尽にも我慢し、感情を殺すことだけはうまくなった。その結果、自分は一体何が好きだったのかが、思い出せなくなってしまった。

やりたいことを我慢し、嫌いなことばかりしていると、何が好きだったかすら忘れてしまう。

仕事でも何でも、好きなことができないときの方が、圧倒的に多い。

神様も忙しいんだから、みんなの願い全てなんて、叶えてられない。

でも何を好きか、何をやりたいかまで、忘れてしまってはいけないんだ。

 

グチグチ言ってても始まらない。まず行動あるのみだ。

豚とか自虐を吐く前に暴飲暴食をやめろ。

ジジ豚とか言う間があれば5kmでも走れ。

たとえ認められなかったとしても、嫌なことがあっても、ひたすら自分の仕事で結果を出し続けろ。

どうしても収まらなければ、職務経歴書を転職エージェントに送れ。

家事育児嫁さん義理親対応かしこくこなせ。

ブログで稼ぎたいなら、はてなブログで寝言ばかり書いてないで、さっさとWordpressで特化型トレンドブログを立ち上げて記事を書きまくれ。

うまくいってないのは、全部自分が悪いんだから。

 

昔の自分に笑われてもいいじゃないか。失敗や挫折ばかりでもいいじゃないか。

でも、負けてもいいけど、黙って負けっぱなしはだめだ。諦めたら終わりだ。

次は一発くらい殴り返してやろう。それで、一生懸命戦ったなら、また負けるとしても、いいじゃないか。また努力して、強くなって、次勝てばいいんだ。

何よりも、好きなこと、やりたいこと、叶えたいことを忘れず、1cmずつでも1分でも、毎日前に進むんだ。

 

そんな感傷に浸りながら、滞っていたブログを更新できた。

気合入れてくれてありがとうGLAY。

さっきから一体、誰にポエムってるんですかね。俺も年取ったなあ。

 

ちなみに1997年や2009年だけじゃない。今でもずっとGLAYはカッコいい。YOSHIKIもずっとカッコいい。


YOSHIKIさん、GLAYのRainを弾く

年を重ねるごとに、どんどんカッコよくなっていく男たち。

こういう年の取り方をしたい。そう思っていたけど、なかなか難しいですよね。でも頑張ります。

 

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