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ぞうブロ~ぞうべいのたわごと

妄想を武器に現実と闘う、不惑のエンジニアのブログ

エディオンには本物のプロがいる。

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電動自転車がパンクした。通勤や子守に大活躍だったのに。ちくしょう誰だ路上に画鋲を撒いた不届き者は。忍者の末裔か。たとえそやつが伊賀流でも甲賀流でも、拙者は許さぬぞ。

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そんなことを嘆いても仕方ないので、自転車を買った近所のエディオンへ、修理をしてもらう。対応してくれたのはKさん。自転車屋さんから転職したという彼は、正真正銘、自転車のプロ。この自転車を買うときも、親身に懇切丁寧にアドバイス下さった。

 

何かあれば言ってくださいね。購入時のその言葉を信じ、Kさんがいるのか、パンク修理をしてもらえるのか、裏も取らないまま、エディオンに向かった。

Kさんはいた。僕を覚えてくれていた。ちょっと見てみますね。あー画鋲が刺さってますね。もしかするとチューブごと交換になってしまうかもしれませんね…

 

待つこと20分弱。Kさんがやってきた。

無事直りましたよ。ここがこうなっていたんです。幸いチューブ交換せず、一箇所の補修で済みました。

相変わらず、歯切れのいい簡潔明瞭な説明。

しかも、ついでに両輪の空気、油周りも完璧にメンテナンスしてくれていた。

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ご丁寧に、ありがとうございます。パンク修理はたしか800円…そう言おうとすると、Kさんは言った。

ここで買って頂きましたので、今回サービスさせて頂きますよ。また何かありましたら、仰って下さいね。

本当ですか!?ありがとうございます!

Kさんは笑って、颯爽と現場に戻っていった。

 

ああ、この人は本物のプロだ。

Kさんの背中に、後光が差しているように見えた。

 

人を傷付けたり、迷惑をかけたりして、悪目立ちすることが、再生数になり、お金になる昨今。

地味で小さなことかも知れない。再生数にもお金にも繋がらない。

だけど、本物のプロの技と、心意気を見せて頂き、とても清々しい気持ちになれた。画鋲を撒いた人が伊賀流か甲賀流かは、どうでもよくなっていた。

プロとして当たり前のことをしたまでです。そう言われるかもしれない。

でもせめてこのブログで、この感動と感謝を伝えたい。目立たない真っ当な善意にこそ、スポットライトが当たって欲しい。そう思い書きました。

エディオン泉北店の倉田さん。本当にありがとうございました。